新たなワークが生まれる場所
こんにちは。「でら」こと荒木秀典です!
はじめようはじめようと思ってズルズル始められなかったnoteを遂に今日からスタートさせようと思い、筆を執ってみました!
というのも、最近開催している「インプロ実践ゼミ」が楽しすぎる!!いても立ってもいられず筆を走らせています。この興奮と発見が皆さまに伝わればいいなと思っています!
では、ごゆるりとお楽しみください!
ここ最近始めた「インプロ実践ゼミ」ですが、そもそもは「みんなで考えて進む!」をコンセプトにスタートしました。いつもは比較的早足に進むワークなども深く掘り下げながら、みんなが納得するまでとことんやってみようという試みでした。
実際に実施してみると「解決社長を1時間」や「チェンジングオブジェクトを1時間半」など一つのワークを長時間やることが多く(*実際には長くなってしまうが正しい笑)、最早うちの名物になりつつあります。
でも、これだけ見ると「こんなに長く何をやってるの?」と思った方も多くおられると思います。
ここからが本題です。
インプロ実践ゼミはここ数回で「考えて進む」から「考えて新たな道を切り開く」に変わってきています。
これがめちゃくちゃ楽しい!エキサイティング!インタレスティング!
ワーク時間をめいっぱいに使って、何回も感じたことをフィードバックして試してフィードバックしてを繰り返します。やるたびに新たな発見があり、それをみんなが惜しげもなくシェアして試行錯誤するのです。「どうすればこのワークはもっと面白くなるかな?」「どうすればこのワークはもっと良くなるかな?」をずっと考えた尽くしています。
正直、ワークがどのように落ち着くかなんて誰も考えていません(笑)
そんな風に何度もワークを繰り返して、フィードバックをしているとひょんなことから新しいワークが生まれたりもします。
このnoteではそこで生まれたワークをご紹介しようと思います!
①ONLY ONE GAME
(ルール)
1、一人が日常で体験する「あるある」を言う。
例)ポテチの袋を開けたら全部食べがち
2、当てはまらない人はハケる。(ZOOMならカメラをオフ!)
3、残った人数によってみんなで掛け声を言う
・発言者だけ残った時
→「You are "ONLY ONE"!」
・発言者ともう一人の時
→「You are "FRIENDS"!」
・全員残った時
→「We are "FAMILY"!」
*但し、残る人が一人か居なくなるまで「あるある」で絞り込む。
(説明)
サイキックゲームの発展形のようなワークで、初めはただ「あるある」を言うだけのゲームだったのだけど「エキサイティング」にするにはどうしたらいいか考えた結果ここに辿り着きました。
このワークは、どんな状態になっても掛け声をみんなで共有できるので非常にセーフティな空間を作り出すことができます。その中で「あるある」を言うというある意味リスクのある(*やってみると意外とリスク!)タスクをすることで、失敗できる環境が出来上がりました!
②実況ハンドメイド(チェンジングオブジェクトの進化版)
(ルール)
1、メンバーに順番を付ける
2、順番にモノを受け渡す
3、相手にモノをもらったら、もらったモノの質感を感じながら徐々に形が変化させていき(手でこねる、ねじる、遊ぶなど)、徐々に違ったモノが生まれる。生まれたモノを相手に渡す。
*基本的なルールは「チェンジングオブジェクト」と一緒
4、更に2つのルールを追加する
・生まれたモノの質感に実感が伴うまで相手に渡さない。(「感じるまで渡さない!」)
・変化が起こる過程をリアルタイムで実況する。
(説明)
このワークはチェンジングオブジェクトをやっていく過程で生み出されたものです。チェンジングオブジェクトは、本来は頭に出てきたモノを検閲することなく出していく稽古で使われることが多いですが、実況というタスクが入ることで「ゲーム性の向上」「誤魔化しがなくなる」という効果が生まれてきました。更に実況が入ることでプレイヤーの考え方の特徴やその人ならではの面白さが滲みでてきたのは発見でした!
ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございました!!
この記事を見て気になった方は是非、筆者までご連絡ください!一緒にインプロを研究していきましょう!
次回も、乞うご期待ください!!
荒木秀典(でら)