見出し画像

【前編】ベンチャー企業のデザイナーってどうやってなるの?ウエパの就活教えます【入社エントリ】

こんにちは。がりさんです。
株式会社ウエディングパーク、新卒1年目のデザイナーです🌻

2年前の今頃は就活始めたての時期……!
サマーインターンを終えて、いよいよ就活を本格的にスタートしているデザイナーの皆さんも多いかも。
今回は私の学生時代と、ウエディングパークとの出会いや入社してから感じたことを前後編たっぷり使って振り返っていきます。


学生時代

いわゆる授業中に絵を描いて先生に怒られるタイプの子どもだった私。
親もものづくりに携わっていたので、いつしか
「デザイナーってなんかかっこいいよなあ、響きが」
というやや浅い理由でデザイナーを志し美術大学のデザイン学科に入学しました。
美大とはいえ、高3の終盤までデッサン未経験・非美術部でデザインの基礎的なところを全くわからないままの入学でした。

グラフィックやプロダクトなど色々なデザインを学んでいましたが
わからないまま就活に突入(そして結局全然ピンとこないまま卒業してしまいました)。

小学生向けのワークショップを企画・運営するサークルでした

どんな学生だった?

🌟精巧なグラフィックや精密なプロダクトよりは、サービスデザインなどの人の体験をつくっていく方が好き!
🌟
ものづくりの中でグループで納得いくまで議論するのが好き!
🌟デザインに限らず気になることなんでもやりたい(悪くいえばめちゃくちゃ飽きっぽい)
🌟サークルは活動内容より人に惹かれて入部。自分の好きな人たちのためなら頑張れる!

就活について

就活の軸

①自社プロダクトを持ち、インハウスデザイナーとして働ける企業
②デザインの力、デザイナーの力を信じている企業

を特に重視していました。

せっかく学んだデザインを活かしたかったのはもちろん、
社会人として責任を持ってつくるなら、自分が成長したり、楽しくデザインできるのが大事だと考えていたので、
「何のためにつくるか」の考えのデザインの部分から携わり、主体的に制作できるところがいい……という強い思いがありました。

就活に向けて意識していたこと

UIUXは専攻ではありませんでしたが、UIUXデザイナーを視野に就活していました。
参考程度に、就活を意識して学生時代に取り組んでいたことをご紹介します。

・デザイナーとしてアルバイト
大学の先輩のつながりでご縁があり、デザイン系のバイトをしていたのが就活で活かせました(ただし、私の場合は実務経験での優遇されたというより、デザインの実績作りや「考えのデザイン」の練習としての価値が大きかったです)。

求人広告系
まだイラレでの作業がおぼつかない頃に始めました。情報をまとめ、就業時間内に早く正確に形にするスキルが身につきました!
数をこなす系のデザインバイトは1~2年におすすめ。

婚活関連の事業会社
婚活系のサイト・アプリの事業会社でした。元々バナー制作での採用でしたが、UIUXデザイナーを視野に入れた頃に「与えられたクリエイティブ作成の仕事だけでなく、ユーザー体験の部分にも携わって経験を積みたいです!」と打診し、UIUXに関わる機会をいただいていました。
作ったクリエイティブの想いの深掘りと、できれば数字まで追えればもっと就活で活かせそう。

VIVIVITに登録
既に登録している人も多いかも!デザイナー就活に特化したポートフォリオサイトです。
大手〜中小〜ベンチャー企業まで網羅され、やりとりも手軽です。
私の場合Redesignerも登録していましたが、使うのはほぼほぼVIVIVIT中心でした(こればっかりは好みの問題なので使いやすい方でいいと思います)。

・ビビビット展に出展
当時はコロナ禍でオンライン開催でした。「企業とのコネクションづくり」「学外に向けた作品発信」という面では最適な場です!
何よりサービスデザインの作品と実績がひとつ増えるので、VIVIVIT経由の就活以外でもとても役立ちます。

学科柄、UIUXデザインで掲載できる作品が少なく……
ビビビット展に限らず、グループや個人でできるプロジェクトはたくさん挑戦し、アウトプットのクオリティよりも特に考えの部分が伝わるようにポートフォリオを作成していました。

ウエパとの出会い

様々な企業を見ている最中、お声がけいただいた企業の中にウエディングパークがありました。
バイトで婚活事業に関わってはいたものの、就活でブライダル業界は完全にノーマーク。
それでも、デザイナー就活の上でウエパはとても魅力的で……

👀デザイナーとして共感できたこと
・目に見える形のデザインだけでなく、考えのデザインを重視する。思考を深めていけるようにしていくという姿勢
・上流からデザインに関わることができる環境
・ビジョンが明確だから、会社が何に向かってプロダクトをつくっているか迷わない

👀働く上で素敵だと思ったこと
・働いている仲間を大事にしている
・歴史と今後について熱く語れる企業だと感じた
・結婚という文化を守っていくために、業界の変革で、ブライダル業界のマイナスイメージの面も変えていきたいという大きな目標があること

なにより印象に残っているのは、
当時社員質問会でたまたま出会ったデザイナーに
「子どもに『人を幸せにするために仕事を頑張っている』と言えるんだ」と言われたこと。
我が子に誇れる仕事ってめっちゃかっこいい......!

こんなデザイナーになりたい!という憧れのまま
すぐに次の面接をさせてください!とお願いしました。

私の場合、選考の流れとしては
カジュアル面談(1月半ば)
→1次面接(人事orデザイナー)
→社員質問会(デザイナー)
→2次面接(人事)
→最終面接 
ここまで2ヶ月強でした。
私はスピード重視だったので、社員質問会でデザイナー1名にお願いしすぐ2次に移りましたが
会社や社員の理解をもっと深めたいなどの希望があれば、別の職種や年次の社員とお話しする機会もあるようでした!

やはり決め手は、月並みな言葉ですが…働いている人にとても魅力を感じたから。
この会社に入りたい!と心から思いました。

デザイナー選考、どこに注目された?

デザイナー就活生として、企業が学生のPFのどこに注目しているかは気になるポイント。
あくまで私の場合ですが、カジュアル面談でデザイナーにアドバイスをいただいた際の一部をご紹介します。

・考えの部分が伝わる作品の見せ方や内容はGOOD
・自分の趣味や好きなものが分かりやすく入っていると、その人らしさが見えて良い
なぜこの活動(サークル、部活、その他自主的な活動)をしているのか/自分はこんな人だ/自分の好奇心が今どこに向いているのか、がわかると良い
・(デザイン系バイトだったので)なぜこの会社を選んでいたかわかると良い

FBの一部

とにかく「スキル面での苦手は後からいくらでも補える。この段階ではあなたのらしさ、パーソナルな想いの部分を深ぼってほしい」と言われていました。

無事内定!しかし…?

こうして最終面接まで進み、面接終了直後に内定を頂いた3年3月末。
無事就活終了!ホッと一安心…とはいきませんでした。

ベンチャー企業のデザイナーになるにあたり、何が1番不安だったのか?
私が感じた入社前の不安や入社後のギャップについては、後編に続きます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集