ガーデナー(庭師)養成講座を振り返る~第9日 剪定編~
ガーデナー養成講座 第9日。
今回の実技は、久しぶりに剪定!!
チャレンジしたのは、レッドロビンとシラカシの剪定です。
それでは、コンテンツをご紹介します。
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≪午前の部≫
・レッドロビンの剪定
・シラカシの剪定
レッドロビンは、生垣になっている(これから生垣にする)ものと、立木になっているものが植えられていましたので、それぞれの特性に合わせて剪定を、またシラカシも剪定で形を整えていただきました。
これから生垣にするために4本のレッドロビンが並んでいる箇所があり、そこはペアになって、天端をどこに合わせるか?濃さをどう合わせるかを擦り合わせしながら進めていただきました。
以前は、ご自身の目の前の樹木のことで精一杯だった皆さんが、お互いの切り方を確認しながら、イメージを合わせて切り進めておられる姿に、成長を感じました。素晴らしいですね。
≪午後の部≫
・道具のメンテナンス
・テスト~剪定編~
・作業工程を組んでみる~レッドロビン生垣編~
いつも通り、道具のメンテナンスからスタート!
そして、本日はGW明け、久々の講座ということもあり、修得した知識の振り返りも兼ねて、テストを実施しました!
ただ、テストは言っても、高い点数を取ることが目的ではありません、テストをしてご自身の修得度を確認していただいた後は、講師の細川から、改めてその意味をお伝えしました。
たとえば、「不要枝」のところでは、ただ「どの枝が不要枝か」を覚えるのではなく、不要枝でも、その樹形によっては残すこともあること、それをこれまでの実技のことを振り返りながらお伝えしました。
そして、今回からスタートした“作業工程を組んでみる”編。
第1回の今日は、超基礎ということで、レッドロビンの生垣刈込の実際の現場の画像を見ながら、グループに分かれて、どのような作業工程を組むのかについて話し合っていただきました。
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★☆★今日のポイント★☆★
久しぶりの剪定ということで、皆さんの剪定の様子を見ながら、いくつか細川からポイントの指導がありました。
①「どれを切るか」ばかりを意識しすぎず、「どれを残すか」に気を配る!
②濃いところ、薄いところ、それぞれを個別に仕上げると、強弱がつきすぎるので、濃いところを薄いところと中和させながら仕上げていく!
③立体であることを意識する!「正面だけ美人」ではなく、「横顔も美人」になるように!
これらのポイントは、座学で学んだだけではなかなかイメージのわかないもの。
でも、皆さんはこの講座を通して、既にリアルな現場で生きた木に触れ、鋏を入れ、実際にお手入れを経験しているので、何を言われているかをすぐに理解して、実践されていました。いやぁ…凄いなぁ…成長ぶりが。
いかに「生きた経験」が大切かを感じさせられる一幕でした。
【剪定前】
【剪定後】
8月のラストに向けて、いろいろと仕込んでいるので、これからが楽しみです。
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