SIX DAY WONDER/ストレイテナー
映えあるオンガクノイトマ、1回目の楽曲はこちら。
ストレイテナーのSIX DAY WONDERです。
昨年に書かせてもらった記事を引用し、ストレイテナーとワタシの関係については割愛させてもらおうと思います。
この楽曲は、2007年1月10日にリリースされた作品。
本作品には「SIX DAY WONDER」のほか「SPEEDGUN」「SING」のLIVE音源が収録されていた。(ライブ音源ほどワクワクするようなものは無い)
アルバム「LINEAR」(リニア)にて収録され、「SOFT」ではアコースティックverとなり、ベスト盤「21st CENTURY ROCK BAND」にも入る名作。
アルバム「LINEAR」はGt.大山純(愛称:OJ)の加入前、3ピースバンド時代の最後につくられたアルバムである。
昨年に書かせてもらった記事でも少し取り上げさせてもらった作品。
それくらい、ワタシの中で人生を大きく変えた楽曲といっても過言ではない。
イントロのピアノのずっしりとした重厚感。
ワタシの中ではこのイントロ部分だけでも鎮魂歌のような感覚を持つ。
歌詞は非常にシンプル、メロディは少し寂しげな感じがする。
そんなこの曲がアコースティックなると、ゆったりとした曲調に変わる。
秋から冬に移るころ、快晴のからっとした草っぱらで座りながら聴きたい一曲である。
夏の爽やかさほどクッキリしていないマイルドな空気とほのかな風を感じながら聴きたい。
この曲はストレイテナーのトリビュートアルバムに参加したACIDMANによるカバーが実現。このカバーは非常に素晴らしいと思う。
イントロからの音数の少なさ、寂しさ、悲しさのようなモノクロの世界をACIDMANが表現しているようである。中盤から順番に世界が色づき始める変化が目に見えるようだ。最後はパンキッシュに表現することで、1曲の中に様々な顔をした「SIX DAY WONDER」を表現している。
ACIDMANのVo./Gt.である大木伸夫が、""歴史に残る名曲と讃えて止まない、「この曲ちょうだいよ」"と言わせてしまうまでの作品。
この楽曲に魅了された者は多いのではないだろうか。
リリースされて17年経過する今もなお、ライブシーンでの鍵盤曲としてセットリストに並ぶことも多々ある楽曲であるという事実から、長く愛された彼らの作品であると言って過言ではないだろう。