現実と理想の狭間で揺れる気持ち
ワタシの小さい頃の夢は本屋さん。
そのあと、お花屋さん。
中学生になってから学校の先生。
将来の夢を堂々と、そして色んな自分の姿を心の中でもって生きてきた。
「大きくなったら、どんな大人になるんだろう」と、妄想していた。
そして、今。
幼い時に妄想していた大人になって、5年以上が経った。
周りを安心させたくて、この仕事を選んだ。
今思えば、そうやって自己選択から逃げていたのかもしれない。
そういう理由で選ぶことこそが正しいと思った、思うようにしていた。
世の中でも「安定」を代表する仕事、自分はこの仕事に永年就職したんだと思っていた。
「何かが違う」
仕事し始めたけど、自分には何かが違うと違和感があった。
でも、周りはこの仕事に対して評価が高い。
いろんな違和感を持ちながらも、自分でやりがいを探していた。
やりがいを見つけることで違和感を隠すようにしていたのかもしれない。
しかし、人事異動で環境が変わって半年少し。
ワタシは働くことすらしんどい時期を経験した。
気持ちが追い付かなかった。
頭では分かっている、「仕事をしなければ」と思っていた。
現実は目の前の仕事をこなすことで精一杯。
「仕事をしなければ」と必死だった。心がどんどん疲弊していたみたい。
「なんで、この仕事をしているんだろう」
「ワタシは何がしたいんだろう」
その自問自答が永遠に続いている。
でも、こんなことを考えると苦しむことは分かっていた。
だから、そんな思考を巡らせることを止めておきたかったのだ。
そのために、自分の複雑そうな感情を押し殺してきた。
そうすると、その抑え込んだ感情に自分が飲み込まれていった。
現実と理想の狭間で揺れる気持ち。
今もまだ、トンネルの中。
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