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技術系の官庁訪問の記録①~0日目~

はじめに

この記事では、私の経験した技術系既合格者向け官庁訪問について記載していきます!

できるだけ詳細に書くつもりですが、身バレ防止のために具体名等は伏せるのでご了承ください。

既合格者向け官庁訪問とは?

国家公務員総合職試験(技術系区分)で昨年度以前に合格している者は、6月上旬に開催される官庁訪問に参加できます。

2024年度の日程は次の通り。
たった1週間の短期決戦となります。

  • 訪問開始:6月3日(月)午前9時

  • 第1クール:6月3日(月)、6月4日(火)

  • 第2クール:6月5日(水)、6月6日(木)

  • 第3クール:6月7日(金)

  • 内々定解禁:6月7日(金)午後1時

訪問先官庁

  • 1日目:A省

  • 2日目:B省

私自身について

学歴

東京大学の修士2年です。
専門は工学です。

席次

国家総合職試験(大卒)を修士1年の時(2023年度)に受験し、上位15%ほどで合格しました。
また、院卒区分を修士2年(2024年度)に受験し、やはり上位15%ほどで合格しました。

ちなみに、大卒区分で既合格している者が院卒区分で受け直す意味はほぼありません。
私は暇だったので受けました。

就活

いくつかの民間企業を自由応募で受けていましたが、結果が出ていない状態で官庁訪問を迎えました。
つまり、民間の内々定0で臨みました。
地方上級や国家一般、国家専門をすべり止めとして受験しました。

官庁訪問の準備

説明会への参加

A省は10回以上参加しました。
オンライン説明会を中心に業務の理解を深めました。
夏のワークショップ等にも足を運び、A省採用担当のKさんとは顔みしりになっています。

B省も5回以上は参加したと思います。
B省は対面方式の説明会が多かったのですが、対面の方が質問がしやすくて私は好きです。
見学会で感じたことを志望動機としてESに書いたのですが、ウケが良かった感触です。

ES・面接練習

志望動機は見学会で見聞きしたことや、昨今の世界情勢を交えながら書きました。
志望動機は、どの面接でもとりあえず聞かれます。
スラスラ言えるようになりましょう。

ガクチカは民間就活のものを使いまわしました。
(が、これが原因で後に激詰めされます。後述)

面接練習は民間就活を活用しました。
(それでも場数が足りていなかったようで、後に激詰めされます。後述)

参考になった書籍

定番の本ですが、『公務員試験 現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本』はおすすめです。
公務員面接で求められている回答がどんなものか解説されています。
また、人事担当者の資料(?)のようなものも掲載されており、受験者がどのように点数付けされているのか知ることができます。

理系で政策論を学んだことがなかった私は『公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント』も読みました。
政策にはどんな種類があるのか、どのようなことを考えて作られるのか、どう論述してばいいのか、非常に勉強になりました。

前置きが長くなってしまいましたが、次の記事から官庁訪問体験談の本編に入ります!


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