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2022/11/27 @ サイクルボール びわいち!
5個目のサイクルボールをゲットしに琵琶湖、滋賀へ。
距離は190km。
自分の最長ライド記録が150kmぐらいなので、大きく更新することになるチャレンジ!
ドキドキだけど、ビワイチならずっと平坦だし、最悪DNFな状態になっても駅もあるのでなんとかなるだろう!というノリで。
問題は、そもそもライド開始地点まで東京から車で5時間。休憩なしで5時間なので現実としては7時間ぐらいはかかる。
ここまで遠いと新幹線で電車輪行という手もあるけど、まぁなんとかなるっしょと車でいくことに。
計画としてはさすがに当日移動は難しいので前日移動でホテルに泊まり、早朝にライド開始、夕方には終わって、そのまま車で帰宅という1泊2日の計画を立てる。
けっこう我ながら弾丸なスケジュールだけど、わりと勢いで出発の5日前ぐらい前に決行することをきめる。どうやら週末の天気がよさそうだぞと。
なのでホテルはギリギリ。あわてて押さえられたのはスタート地点の大津港近くではなく、彦根市。
スタート地点まで1時間かかるので、ちょっとなやましい距離。
とりあえず、当日の早起きが決定した。
そして前日土曜日はひたすら移動!
午後に予定があったので、東京を出発が15時まわってしまった。
PAで休憩しながらホテルに着いたのが22時。
やばいやばいとあわててお風呂入って寝る。本当に寝るためだけにホテルつかった。
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4時ちょい過ぎに起きて、途中でご飯と補給食をかいつつ、大津港に向かう。
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港に着いたのは6時ぐらいだったので準備してスタートが6時30分ぐらい。
ちょうど夜も明け始めて気温も上がってくるナイスタイミングでスタートできた。
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琵琶湖沿いはサイクルロードが整備されていて、とにかく走りやすい。
歩道と一緒になっている低速コースと、車道横の高速コースがあるので、脚力や体調に合わせて走り分けられる。
最初はのんびり歩道の低速コースを30分ぐらい走ってたけど、低速コースはスピードをだせないように若干凹凸のある作りになっている箇所が多くて、お尻のダメージもあるし、そもそもスピード出しにくい構造になっているので、車道側のコースへ。
気持ちよく第一チェックポイントの琵琶湖サイクリストの聖地碑へ。
天気が良かったこともあり、同じようにびわいちしている人も多く、たくさんサイクリストがいた。
「たしかに聖地や、ここは」というのをかみしめた。
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とはいえ、この辺で琵琶湖の風の強さにびびりはじめる。
「あれ、結構なワット出しているのに、スピードが、スピードが。。。で。。ない。。。え。。。これL4のパワーなんだけど。。。」
しかも風が、左斜め横からの強風なので車道の左側を走っている身としては命の危険を感じる。
普段なら風に負けるか!と頑張るところだが、今日は190kmあるので頑張るのは危険と判断。後半戦が怖すぎる。なのでとにかく風の影響をうけにくいように、めちゃくちゃ小さくなって進む。
爆風のまま第二チェックポイントのラコリーナ近江八幡に。
最初からここでおいしいもの食べるんだ!って決めてたんだ。
でもお店の開始時間を確認するのを忘れていた。
お店は9時開始なのに8時30分ぐらいについてしまったので、店の前で時間を潰すはめに。そして休日ということもあってめっちゃ人が並んでた。
人気のバームクーヘンは50人ぐらいならんでいたので断念して、バームソフトクリームをゲット。
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爆風のせいで疲れた体にしみる。ちょっと元気を取り戻して次は第三チェックポイントの彦根城を目指す。
あれ、泊まったホテルこの辺だったような。。。という気もしないでもない、彦根城着のこの時点で70kmぐらい。
そして「まだ半分もきてないの!?」ということに絶望する。
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普段だったらさ、70kmってことはもう後半戦ぐらいの勢いなのに、まだ前半もおわってないとか。
琵琶湖の広さよ。
さて次の第四チェックポイントのメタセコイヤ並木はこっから50km先。190kmでチェックポイントが六カ所なのだが、最初は20kmごとにチェックポイントがあるものの、後半急に刻みが雑に!
時間的にもそろそろお昼なので、中間地点でご飯を食べようときめて出発。
丁度よさげな道の駅 湖北みずどりステーションがあるのそこを目指す。
琵琶湖沿いはこういう道の駅が多いのもありがたい。
ここもサイクリストが多く、休日ということもありめっちゃ混んでたけど、焼き鯖トルティーヤとあんぱんでお腹を満たして、再度第四チェックポイントへ向かう。
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道中、「メタセコイア並木周辺渋滞警報」的な案内をみかける。えーーーと思いながら今更道をかえれないのでずんずんすすむ。
警報はでていたものの、道中は車はそこまで多くなく、どちらかというと車通りの少ない山の中を進む。
「全然こんでないじゃん余裕余裕」っておもってたのだが、急に「メタセコイア並木臨時駐車場」があらわれたとおもったら突如、大規模な渋滞にでくわす。
「あーこういうことかー」って思いながらいろいろ限界だったのでいったんトイレ休憩。
車来場者用の臨時駐車場ということで、サイクルラックもなかったので、慌てて草っぱらに倒して鍵をかけてとめてトイレにかけこんだ。
そこで事件がおこった。雑にロードを倒したつもりはなかったんだけど、戻して走ろうと思ったらチェーンが外れてしまっていた。
ただ外れただけならよかったのだが、内側におちてしまい、チェーンが、わりとしっかりはまってしまった。
軽く直そうとした程度では戻らなかったし、無理にやった場合、フレームの傷が怖いので、ちょっと広いところに移動して、本格的に対応。
何度かアウターにチェーンをかけてまわすも、なかなか直らない。
現時点はスタートから140km地点。時刻は14時すぎ。ここまできてDNFはいやだなーーーっておもいながら対応する。
焦って力任せにやったらダメだ!と、はやる心をおさえて、10分ぐらい格闘したらなんとか直って事なきをえた。
とにかくほっとして、もうどうでもよくなったメタセコイア並木を目指す。
メタセコイア並木は人も多くて、あぶないので自転車を降りて進むことに。
人が多いだけならいいんだけど、多すぎて車道側も人歩いてるし、なんならペット連れや子供も多くいので安全第一。
危険地帯のメタセコイア並木をぬけたあたりで、やっとコース的には今まで北上していたところから南に向かことになる。
ここで風がやっとやんだ。もう南下するときも向かい風だったら、どうしようかとおもっていたので助かった。でも北上しているときに向かい風だったんだから南下しているときには追い風にならんのかい!
「あ、そうだよね、本来これくらいペダルって軽いもんだよな」って思いながら一気に進む。
おかげで、第5チェックポイントの「わがし屋さんのあんぱん 結喜」まではあっという間。
「ここで朝からあんパンを食べるってきめてたんだ!」とおもってたので、時間的には押してたけど、よらないわけにはいかない。
サイクリスト御用達のお店なので、お店の人も優しい。
「びわいちしてきたんですかー?自転車乗る人にはこのラテが人気なんですよー」っていわれ、おすすめされるがままにラテも頼んだ。
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一口飲んだら疲れた体にしみた。これは人気なわけだわ、とおもいながあんパンと一緒にほおばる。
お店に着く前は無風なのに調子に乗って休憩そこそこに走っており、自分の中の最長距離の150kmを大きく越えて170km近くに達していたので、「ちょっとそろそろ足がまわらなくなってきたなーやばいなー」って感じだった。
そんな状態だったのに、あんぱん食べたら、「あれ、足が、え、軽い。。。?」っておもうぐらい一気に回復した。あんぱんやっぱすごい。単純にお腹すいてただけの説もある。
ということで、残りは20km安全にゴールに向かう。
トラブルもあり、この時点で17時をまわっていたので、日が落ちて完全に暗くなってしまったの。そして丁度ゴールの大津港へ向かう道すがらは結構市街地を通るので、車も多く渋滞の中走ることに。
ここで交通事故とか悲しすぎるので、めっちゃ安全運転を心がける。
前後ライトはもちろんつけているが、初めての道だし、やっぱ夜はこわい。
とはいえラストはもうすぐ、着いた後に何食べようかなト考えてはしているとなんか後ろに気配を感じる。音的におそらく同じロードっぽいので、足をゆるめて左によってあげて、抜きやすいようにしたのだが、なぜか抜いていかない。
車も多い道なので、あえて抜かないのかなーとか考えてたら大津港についてしまった。時刻は18時。全体で10時間、ライド時間で7時間ちょいという大冒険。
車道からあがって、広いところに移動して、サイコン止めてたら
「すいません、ライトの電源切れちゃって暗くてこわかったんでつかせてもらってました、ありがとうざいましたー!」
と声をかけられる。
あーなるほどそういうことだったので!
ゴールまではもうちょっとなので、後は大丈夫そうということで、「頑張って」って声かけてわかれた。ちょっとおそらく同じびわいちサイクリストと思われる人と交流できてほっこり。
後ろについてたのも全然気にしてなかったけど、わざわざ声かけて謝ってきてくれて、うれしかったから「なんならゴールまで一緒に行く?」っていいそうになったけど、それはそれで逆に恐がれると思ったんでやめた。
そんなこんなであっという間の190km!!!
めちゃくちゃたのしかったーーー
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サイクルボールも無事5つめをゲット!!
もう期間が終わっちゃってるコースがあるので、今シーズン全制覇は無理だけど、来シーズンがあったら全制覇を狙っていきたい!