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コスパ、タイパの次は“モチパ”の時代!―30秒でモチベーションを上げる方法とは?

こちらのnoteは、サンクチュアリ出版さんの企画「正直レビュアー」にて、贈呈いただいた書籍のレビュー記事です(PRを含みます

最近、「コスパ」や「タイパ」という言葉が当たり前に使われています。どんなに効率的に時間やお金を使っても、肝心のやる気が出なければ結果を出せない、そんな問題に直面したことはないでしょうか?私はそんな時代にこそ必要なものが「モチパ(モチベーションパフォーマンス)」だと考えています。(これは私が勝手に名付けた造語です)

何をするにもやる気がでないので 30秒でモチベーションを上げる方法を教えてください…  サンクチュアリ出版
超訳まとめシート

モチパ(モチベーションパフォーマンス)とは?

「モチパ」とは、自分のやる気を効率的に引き出し、それを無駄なく維持しながら活用していくための新しい考え方です。単に「やる気を出す」だけではなく、やる気が波のように上下する現実に対応し、うまく乗りこなす技術とも言えます。

例えば、「フロー状態」と呼ばれる集中して取り組める瞬間を、いかに自然に作り出せるかがカギです。このモチパの考え方を活用すれば、やる気が出たときに無駄にせず、どんどん行動に変えていくことができるはずです。

この本では、第一線で活躍する8人の専門家が「やる気を上げるための80の技」を紹介されており、30秒でできる簡潔さがミソだ。

【取材協力】
精神科医 樺沢紫苑
作業療法士 菅原洋平
ブックデザイナー・習慣家 井上新八
声優 佐々木望
ディレクター・プロデューサー 石井玄
天台宗正明寺法嗣 えしゅん(小林恵俊)
心療内科医 鈴木裕介
野球選手 川崎宗則

30秒で実践できる“モチパ”の技

この本に登場する技は、どれも簡単に実践できるものばかり。ここでは、私が特に感銘を受けた3つの“モチパ”テクニックを紹介します。

【第3位】返事を考える前に「返信」ボタンを押す

メールやメッセージに対して「面倒そう……」と思った瞬間、つい後回しにしがちです。でも、この技では「メールを読みながら返信を考える」というプロセスに移行するという考えです。先にアクションを起こすことで、タスクが残らず、モチベーションを維持しやすくなりますので本当におすすめ。

【第2位】昨日より「高く飛ぶ」を意識する

アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったように、少しずつ積み重ねることが重要です。1日1%の成長を意識するだけで、1年後には37倍の力になる(逆に毎日1%サボると1年後には3%の力しか残らなくなる)。この考え方は、日々の成長を自分のモチベーションに変えるコツだと感じられるはず。

【第1位】眼球を横にギュッとよせる

驚きのモチパ術!顔を前に向けて黒目を右端か左端にギュッと寄せて10秒止めることで、脳内の雑念をリセットするというもの。余計なことを考えているときは、眼球運動と密接に関わっているんだとか。人間の思考と身体が密接に結びついていることも改めて再認識させてくれたTips!

「モチパ」の時代が到来した!

すぐに試せるかつ30秒でモチベーションアップ術が満載。短期的なやる気アップだけでなく、日常的に自分をうまく整え、自然に仕事や活動に向かう力を高める方法が詰まっています。

モチパとハラスメントの関係

この本を通じて、「モチパ」という概念が私の中に根付きました。このモチパが職場の「ハラスメント」とどう関係しているのかと考えると、一つの事実が見えてきます。ハラスメントは、仕事環境全体に悪影響を及ぼし、やる気の低下、ひいては職場全体の生産性に深刻な打撃を与えるということ。

例えば、パワハラが横行する職場では、どれだけ個人が頑張ってモチパを高めようとしても、環境が悪ければその努力が無駄になってしまうことが多いのです。

ハラスメントのない職場がモチパを引き出す

ハラスメントのない職場こそ、モチベーションを最大限に引き出す場所になり得る。これは、単にパワハラやセクハラを防ぐというだけでなく、従業員一人一人が自分の力を発揮できる、やる気を無駄にしない環境を作ることです。私が推進している「雇用クリーンプランナー」という資格は、まさにそのためにあります。ハラスメントをなくし、仕事に打ち込める環境を作ることは、モチパの最大化に直結するといえそうです。

サンクチュアリ出版の企画「正直レビュアー」では、今後も引き続き素敵な本をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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