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食べる楽しみと安全の天秤掛け

「食べることは唯一の楽しみだから」って言う人がいる
その人が摂食嚥下障害になった時
唯一の楽しみが「苦しみ」になるかもしれない
喉にひっかかり、詰まりそうになったり、誤嚥しそうになったり、
食べると苦しい しんどい こわい
食べやすくするために工夫をすると 普通のモノが食べられない
見た目が違う 味は? 香りは? これをあたなは食べた事ある?
私だけ? 同じモノを食べたい! でも・・・
死んでもいいから! 好きなモノを食べさせろ!
殺す気か! 安全なモノを食べさせろ!
楽しみと安全の天秤掛け
どちらを選ぶ? 楽しみか? 安全か?
誰が選ぶ? 本人? 家族? 専門家? 施設の方針?
正解はあるのか? 十人十色の答えがある 置かれる環境で選択肢は異なる
選ぶのは難しい とても難しい

食べることだけが「楽しみ」なのか?
楽しみは複数ある方が良さそうだ
その余裕を持って 安全で楽しみのある食事を探る
そんな仕事を私はしてきた

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