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眼帯部 小話の玉

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こんばんは。眼帯部です。 今まで書いた小話の欠片をここにまとめていくことにしました。 おやすみ前のお供にどうぞ。
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2019年5月の記事一覧

第三の小話「バイオリニスト」

むかしむかし、あるところに、一人の青年がおりました。

青年はプロのバイオリニストを目指しており、片時も離さずバイオリンを側に置き、食事もろくに取らず寝る間を惜しんで必死に修業していました。

しかしどれだけ練習しても、他のバイオリニスト達に抜かれていくばかり。
青年はとても焦りました。自分が劣っているのは自分の努力が足りないからだと思いました。青年はもっともっと練習しました。
手に豆ができ血が出

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第二の小話「ふるびたおうち」

むかしむかし、あるところに、一件の古い屋敷がありました。
屋敷の壁にはヒビが入り、全体が朽ちて今にも崩れ落ちそうでした。
その屋敷には一人の女の子が住んでいました。彼女は何百年も前からずっとその屋敷で暮らしていました。

ある日、1人の少年が屋敷に訪れました。
少年は毎日仕事の途中でこの屋敷の前を通りかかっており、誰もいないはずの屋敷の窓辺に女の子が佇んでいるのを見つけ、不思議に思い訪ねてみること

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