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【映画日記】ヘッド・ショット

今回はティモ・ジャヤヤント監督の最初のアクション映画「ヘッド・ショット」を久々に鑑賞しました。
ネタバレありますが、ストーリーを期待するような内容ではないのでご了承お願いします。

あらすじ

海辺で瀕死状態の男が発見される。その男の頭には銃弾が撃ち込まれていた。それから2ヶ月後、目を覚ました男は記憶を失っており、若手女医・アイリンによって徐々に回復し、“イシュマエル”と名付けられた男はアイリンと惹かれ合う。
同じ頃、インドネシア最大の犯罪組織のボス・リーは死んだはずの男が生きていることを知り次々と刺客を送り出すのだった。

鑑賞した感想

話の殆どがアクションで観るのが疲れるますが、ティモ・ジャヤヤント監督の独特なカメラワークと豪華な俳優陣で見応えはある映画だと改めて感じました。

ボスラッシュ展開

主人公の前に次々と現れる刺客を中ボスラッシュの如く戦っていく展開は好きでした。最近だと「ベイビーわるきゅーれ」がこれに近い感じでした。

世界一カッコいい警棒アクション

この中ボスの中で一番好きなのがベリー・トリ・ユリスマン演じるベシ。彼が扱う警棒アクションがカッコ良くて個人的この映画一番の見所。

超絶警棒連打は是非観てほしい

人が死にまくり

この映画ではとにかく人が死にまくる。刑務所では流れ弾で囚人が死ぬわ、機関銃の警察と脱獄囚がお互い死ぬまで撃ちまくるわと人命が軽すぎる。中盤のバス無差別乱射シーンもかなり強烈(少女とヒロインには何故か当たってない)

尺が長すぎる

監督はホラーだろうが、コメディだろうが、アクションだろうがテンポや時間度外視で自分のやりたいことを全部詰め込んでしまう悪い癖があるので、毎作尺が長いという短所が目立ってしまっている。

まとめ

監督の個性まくりだが、インドネシア映画の傑作アクション「ザ・レイド」には及ばないという作品でした。ただ、アクション映画好きやストレス溜まってる人、銃弾が空になるまで撃ちまくるシーンが好きな人にはオススメです。


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