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【映画日記】ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

先週から公開のジョーカー:フォリ・ア・ドゥ観てきました。色々と感想を綴りたいと思います。


あらすじ

前作から2年、アーカム・アサイラムに入れられたアーサーはリーという女性と出会い恋に落ちる。一方、ゴッサムシティではジョーカーの信奉者達による運動が広がるなど混沌を極めていた。

鑑賞した感想

ワーナーが無理矢理続編を作らされた感が半端ない。盛り上がる場所も無いし、衝撃的な展開もあるわけでもない。
舞台が基本的にアーカム・アサイラムとゴッサムシティの裁判所と場面転換が乏しいのも退屈にさせていると感じました。

申し訳程度のアメコミ要素

前作には後のバットマンとなるブルース・ウェイン少年と両親を登場させていたが、今作では検察官役にハービー・デントが出てくるのだが、彼が出てきた意味もなくて申し訳程度のアメコミ原作要素として出された感がすごかった。

ジョーカーという映画ではない

今作は“ジョーカー”の映画ではなく“アーサー・フレック”の映画となっているのも酷評の原因だと思います。アーサーの映画として観ると前作と今作でキレイにまとまってはいる。2時間も使うほどの内容ではないが…

観客が求めていた物と全然違った

観客の殆どはジョーカーとハーレイが信者を煽ってゴッサムシティをめちゃくちゃにする展開を期待していたがそんなものは無かった。観客が求めていたのは作中の信者と同じ“ジョーカー”の話であって、“アーサー”の話は誰も求めていなかったからこそ酷評の嵐となったのも仕方ないのかなと

みんなが期待していたであろうシーン
本編では出てこない

ミュージカルが退屈

本編の半分くらいがアーサーとリーのミュージカルなのだが、これが微妙過ぎて退屈だった。
場面の繋ぎとしても中々酷くて「もういいよ!」と言いたくなりました。

主演2人の演技は良かった

前作で主演男優賞を受賞しただけあってホアキン・フェニックスの演技と役作りは相変わらず見事でした。彼じゃなかったら今作は見るに堪えなかったと思います。
レディー・ガガもホアキンに負けないくらいの存在感を見せてました。ミュージカルやるから起用したんじゃねとか言っちゃけない

まとめ

アーサー・フレックの映画としては前作とセットでキレイに終わってるが、ジョーカーの映画としては駄目だこりゃな映画でした。
歴史的ヒットの前作からここまで評価が落とされた続編は中々ないのでは?


おやすみ
そして最後にこれが人生


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