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ネイティブらしさに頼らない!実践的な英語力を身につける5つのポイント

こんにちは、皆さん!今日もYouTubeでネイティブの表現を見ていませんか?それ、本当に覚えていますか?率直に言うと、その時間は無駄にしているかもしれませんよ。
英語を習うとき、多くの英語チャンネルや教材で「ネイティブの人はこんな使い方をしている」といった表現がよく登場します。しかし、私はこのようなフレーズを学ぶことが、実際にはそれほど重要ではないと感じています。その理由を四つ挙げたいと思います。


第一の理由:宣伝のために使われているだけ

このような表現がよく紹介されるのは、教材やチャンネルが注意を引くためにあえて使っているからです。たしかに「ネイティブの自然な言い回し」という言葉には魅力がありますが、実際にそのフレーズを日常で使うことがどれだけあるのか疑問です。習ったフレーズを意識的に使った経験がどのくらいあるでしょうか?あるいは、何回その表現を使いましたか?多くの場合、こういった表現は単なる宣伝材料であり、実際の会話で役立つかどうかは疑わしいものも多いのです。むしろ、英語学習者の注意を引き、興味を持たせるために「ネイティブらしい表現」を強調していることを理解するべきです。

第二の理由:日本にいる限り、最低限のコミュニケーションで十分

次に、私たちが日常生活を送る環境は日本です。したがって、英語を使う機会は限られており、英語で最低限のコミュニケーションができれば十分ではないでしょうか。もちろん、英語を使って専門的な仕事をしている人にとっては、もう少し高度な英語力が必要かもしれません。しかし、そうでない限り、時間やエネルギーを「ネイティブらしい表現」に注ぐのは効率的ではありません。むしろ、そのエネルギーを他の分野や活動に使った方が生産的です。たとえば、仕事のスキルや他の趣味に時間を費やす方が、日常生活やキャリアにとって有益かもしれません。

第三の理由:ネイティブは発音や細かい使い方を気にしない

第三の理由として、ネイティブスピーカー自身は、実は他人の発音や使い方にそれほど敏感ではないということです。仕事や日常の会話において、意思疎通ができればそれで十分だと考える人が多いです。たとえば、私は中国人ですが、日本人が話す中国語の発音に慣れており、多少の誤りがあっても、意味が伝われば全く気にしません。同様に、インド人やタイ人が話す英語にはそれぞれの国のアクセントが含まれていますが、それでも国際的な場で問題なくコミュニケーションが成立しています。要は、発音や細かい文法の違いにこだわるよりも、相手との意思疎通がスムーズにできるかどうかが大切なのです。

第四の理由:言語の文化的背景を理解することがより重要

最後に、私が最も重要だと感じているのは、言語そのものよりも、その言語に関連する文化的背景を理解することです。たとえば、日本語は曖昧で、言葉に出さなくても相手の意図を「空気を読む」ことで理解することが求められる一方、英語は直接的に自分の意見を述べる文化があります。この違いは、日本が集団を重視する社会であるのに対し、アメリカや欧米諸国は個人を重視する社会であるという文化的背景から生じています。したがって、英語を学ぶ際には、発音や細かい表現にこだわるよりも、こうした文化的な違いを理解し、コミュニケーションの際に相手の考えや意図を深く理解しようとする姿勢が、ビジネスや国際交流においてはるかに有利だと考えます。

具体例を挙げれば、日本のビジネスシーンでは、上下関係や礼儀に敏感である一方、アメリカなどでは、同僚や上司とのフランクなコミュニケーションが当たり前です。このような文化的な違いを理解しているかどうかが、国際的なビジネスシーンでは非常に重要であり、言語そのものよりもむしろ効果的なコミュニケーションの鍵となるのです。

結論:音読の重要性と実用的な学習法

最後に、私が強く勧めたいのは「音読」です。英語を学ぶ際には、発音やフレーズを暗記するよりも、英語を声に出して読むことが最も効果的です。音読は、口と耳を使って英語のリズムやイントネーションに慣れることができ、結果的に自然なコミュニケーション能力を養います。英語は「使う」ことで初めて身につくものです。ですから、毎日少しずつでも声に出して英語を読み、実際に使ってみることが重要です。

結局のところ、英語学習において最も大事なのは、コミュニケーションのツールとしてどれだけ実際に使えるかという点です。文化的な背景を理解し、相手の考えを理解しようとする姿勢を持ちながら、日々の生活や仕事に役立つ実用的な英語力を身につけることが、最も効率的で効果的な学習方法だと考えます。

これが私の考えです。英語の発音やネイティブの細かい使い方にとらわれず、実際に役立つ英語力を身につけるために、音読を始めましょう。

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