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猫との会話はいつも敬語
会話しているつもりはないけれど、猫に話しかけることが度々ある。
「コトコ、ご飯ですよ」
「ハル、そこに上がってはいけません」
あっ、呼び捨てにしているところで敬語ではないかもですが、タメ口でしゃべることはありません。
もしかしいたら、自分では無意識に「ごはんでちゅよー」とか「にゃにしてたのにゃ?」とか言っちゃってるかもしれませんが(笑)
いや、ないないない。
息子たちが幼い頃も赤ちゃん言葉を使った記憶がない。
「マンマたべまちゅか?」とか「可愛いですちゅねー」なんて、気恥ずかしくて言えない。
叱る時は意識して必ず敬語で叱るようにしていた。『叱る』を『怒る』に変化させないように、自分なりの工夫だったのだと思う。
敬語とは、1,尊敬語 2,謙譲語 3,丁寧語 3つの種類に分けられますが、私が飼い猫や息子たちに使うのは言葉の語尾に「です、ます」とつける、やや砕けた丁寧語です。砕けた丁寧語という表現は変かもしれないけれど、呼び捨てにしているので、その辺がやや砕けている訳です。
ところが、他所のおうちの猫ちゃんには途端に猫言葉になってしまう。
「美味しいのかにゃ?」とか「どこ行くのかにゃ?」なんて。
他所のお子さんに対しても、幼い子どもだったら赤ちゃん言葉を使ったりしてしまう。それもやっぱり無意識に近い感覚で。
今まで特に何故だろうと考えたことがなかったけれど、責任の所在に関係してるように思う。
我が子や飼猫の育て方や躾など、やはり私に責任がある訳で、少なからず自然とそこには緊張感が加わった結果の、やや砕けた丁寧語(笑)
だからヘッダー画像のように、あざと可愛いポーズで私を見るコトコに対しても「可愛いにゃー」なんて言ったことはないのです。(キッパリ!)