R7.1/17きょうのことば
退院をしてから、徐々に日常生活に戻っていく中で、まだ仕事や家事を担う上ではできないことも多かったので、せめてできることはやらなくてはと思い、食事当番をやることにした。
入院する前から、冬場の外仕事が落ち着いてからは、僕が料理を担当することもあったので料理ならできると思って立候補した。
ところがいざ料理をやろうと思うと、脳の影響なのか献立というか、その日のメニューを考えるのができない。考え込んでしまうような感じ。
どうしようか悩んで作業療法士さんにも相談したりしたら、アプリがいいよとおすすめしてくれた。アプリ通りに作れば、献立を考える必要もないし、難易度も調整できるし、材料もあるものでメニューを設定できる。
これはいいぞとアプリの有料会員にもなって、アプリでメニューを決めてもらうこと2-3ヶ月。年末の12月くらいまではお世話になった。
それがここ最近は、アプリを使わないでもメニューを自然と決められるようになったことに気づいた。アプリを開く方が面倒に感じるようになっていた。時間が経って脳が回復してきたのかもしれない。
料理を作ることは、自分の一日のリズムを作る上で大切な習慣にもなっている。やっちゃんやさきちゃんの好みを聞くのも楽しい。最近はやっちゃんは食事をとるのに時間がかかってしまうのが家族の議題で、テレビをつけながら食べるのがその原因だろうとやっちゃん本人が分析。
ここ数日は朝も昼も夜も、食事をする時はテレビを消すように家族がしている。無音だと寂しい気もするので、代わりにラジオをつけるようになった。
食べる量とか速さとか、好みとか、食事にはいろいろな要素がある。
一昨日の夕ご飯はアジフライで家族が喜んでいた。昨日の夜はカレイの煮付けでやっちゃんが味付けが好きだと何度も言っていた。同じ味付けの里芋の煮物はタレだけをご飯にかけていた。
今日の夜はカレーを作る予定。
どんな食卓になるかな。