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R7.2/16きょうのことば

お米の販売を始めてから、数えてみたら15年が経っていた。
おかげさまで少しずつお客さんも増えてきて、お米を作ること以外の仕事をうちはやっていないので、それでも家族で暮らすくらいにはなんとかなっている。今までお米の販売してきて、お米のことがこれほどまで報道で取り扱われたことは、記憶の限りでははじめてのこと。(頭の怪我で記憶に関してはかなり信憑性は欠くけども)

今週になって政府備蓄米というものを市場に放出する予定のようで、お米の相場がまた大きく変動する予想です。むしろ、相場を大きく動かして値上がりし過ぎてしまった状況を元に戻したいという政府の意向があるようです。

我が家はというと、価格については新米以降は経費が全体的に値上がりしているので、5kgのお米で100円前後の値上げをお客さまにお願いしたところです。送料も値上がりの影響を受けています。ただ世の中のお米の相場の値上がりの波がすごくて、テレビでも毎日報道されていて、ありがたいことにお米が注目を受けているみたい。これまで以上にうちのお米も売れている状況です。

年末年始とふるさと納税やお歳暮や、家族が集まったりでお米がたくさん販売で動く時期でした。例年通り年末年始を経て、2月に入っていつもだったら閑散期になるのですが、今年はじわじわとお米が売れ続けているような状況です。直売所にもお米を出しているのですが、今年は売れている印象を受けております。とてもありがたいことではあるのですが、調子にのって売れるがままに出していると、今まで買ってくださっていたお客さまの分がなくなってしまう。今まで小売りをずっとやってきて、小売りで仕事をさせていただいているので、今までお米を買って支えてくださっているお客さまの期待を裏切るようなことはしないようにしたいと思っています。

直売所では大量買いをして転売をしている方がいるとかいないとか。今までお米の価格が安い安いと言われ続けてきて、それが当たり前だと思ってきたので、これだけお米が貴重なものとして扱われていることにありがたいと感じています。

備蓄米の放出で世の中がどうなっていくのか。予想はできませんが注目していきたいと思います。

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