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娘の読み聞かせを聞く

娘の寝かしつけの時には、必ず寝る前に本を読む。かつては読み聞かせをしていたのだけど、最近は娘も自分の本を自分で読むようになってきた。

始めは"おばけずかん"というシリーズの本を読みまくっていた。シリーズは何十冊も出ているので図書館で借りたり、お小遣いで買ったり、買ってあげたりして既刊はほぼ読んでしまったらしい。

図書館でも、絵本コーナーの本も借りるけど、小学校低学年くらいの子が読むような本も一緒に借りるようになった。最近は"かいけつゾロリ"シリーズがお気に入りである。

そのほかには田中六大さんという人のイラストが好きなようで、田中六大さんが描いている本は片っ端から借りている。

文章てなく、イラストを描く人で本を選んだことが僕はなかった。なので、娘に言われて検索して本を探すと、意外なことに気づいた。当たり前と言えば当たり前なのだけど、イラストは同じだけど、本のジャンルというか、内容が様々。でも、娘にとっては絵が同じだからとっつきやすいみたい。

きょう読んでた本は「ぼくはおじいちゃんのおにいちゃん」という本。

「すごくおもしろかったから、読んであげるよ」



あまり興味はなかったが、なんとなく聞いていると、どうやらおじいちゃんが認知症になる話。

認知症になってしまったおじいちゃんと急に同居することになった小学生の男の子が主人公。おじいちゃんに翻弄されてしまい、家族がどんどん疲れてきてしまう中、どういう訳か、主人公の男の子には心を開いてくれたおじいちゃん。だけど、男の子にとってはおじいちゃんのお世話をするのが重荷になってきてしまって、、、最後は施設に預けることになるのだけど、そのときに主人公の男の子はやっぱりおじいちゃんと暮らしたいと思うが、、、という話。

こんな複雑な話、6歳の年長さんに理解できるのか?!と半信半疑。娘はおじいちゃんが子どもみたいな行動をするのがおもしろい、と感じ、また最後はよかったと感じたらしい。

自分にとって認知症はまだまだ縁の遠い話ではあるけども、両親は健在なので全く関係のない話では決してない。たまたま同じ時に認知症とか、介護関連の本を借りていたので、妙にシンクロした娘の本にびっくりしたのでした。それにしても、この手の話を娘から読み聞かせされると感動してしまうな。

ちなみに今日はお年玉で本を買いに行ったのだけど、「にゃんこ大戦争のまちがいさがし」と「SPY×FAMILY」の漫画1巻を買っていました。

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