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本屋巡り #1 「言事堂(ことことどう)」

本も好きだし、本屋も好きだ。
時間と体力さえ許すのなら、好きな本屋さんの本棚をゆっくりと
巡りながら、本の背表紙を1冊ずつ確かめていく。

新書を扱う書店も好きだけど、中古本を扱う古書店も好き。

本棚の中に、その棚に本を並べた店員さんの何かしらの意図を感じたりするとワクワクする。

そんなわけで、どこへいってもその土地の本屋をまずは探してしまう。

今回は別の用事で行った諏訪の本屋さんに立ち寄った。

リビルディングセンタージャパンという古材を取り扱うお店で、周辺マップを手に入れた。

通称リビセン。(えびせんじゃないよ)

アメリカのポートランドにあるリビルディングセンターの理念を継承して、
日本で作られたリビセン。
古いものなど、捨てられてしまっているようなモノに新しい価値を見つけるというのがミッション(と理解した)

で、そのリビセンが改修を手がけたのが言事堂(ことことどう)である。

サブタイトルは”生活と芸術の本”。

お店は年数の経った本棚が並んでいて、とても落ち着いた雰囲気。
音楽もレコードでゆったりと流れている。
今日はクラシックだったかな。

芸術ということで、どんなのがあるかなーと見ていると、
”縄文”というキーワードに引っかかる本がいくつかあった。
さすが諏訪である。

藤森栄一さんの著書も何冊かあったし、
井戸尻遺跡にまつわる本もあった。

特に縄文土器の文様を解説する本はよかったなぁ。
手書きのイラストで文様が紹介されていて、それを解説してくれている。

欲しかったが、やはり価値のある本だからか、絶版なのかな。
なかなかの価格だったので今回は諦めることにした。
青森で縄文関係の本も購入済みだったので、積ん読されてるしね。
縄文ライブラリは積ん読を解消してからにしようと思った。

次に気づいたのは、レコードに関する本がレジ前の棚に並んでいる。
どうも自費出版ぽいような装丁で6-7冊表紙が見えるように並んでいる。
レジの中でもレコードがくるくる回っている。
これは相当なレコード好きの方なのではないだろうか。(僕もレコード好き)

色々お話を聞いて、この自費出版の本を3冊購入。
そして、近隣のレコ屋情報もゲットして、なんともお得な気分になった。

さらに見渡していると、沖縄関連の本がまとまっていることに気づいた。
レコード関連の本で結構お金を使ったので、沖縄については深掘りせずに終了。(調べたら、沖縄から移住されたそうで)

最後に、松本と本というテーマのこれまた自費出版の冊子も購入。

言事堂、また来るよー!

がん!がん!がん!


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