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おすすめインド本(1):Discovering Bengaluru

Discovering Bengaluru
 - HISTORY・NEIGHBOURHOOD・WALKS

  • 編著:Meera Iyer

  • 出版:INTACH(The Indian National Trust for Art and Cultural Heritage) Bengaluru Chapter

  • 出版年:2019

  • 言語:英語

  • ISBN:978-93-5321-029-8

バンガロール(ベンガルール)の都市形成の歴史について書かれた本。都市の発展にしたがって、次の9つのエリアが紹介されている。

  1. The Pete and the Kote

  2. The Cantonment and Cubbon Park

  3. Halasuru or Ulsoor

  4. Basavanagudi and its Vicinity

  5. Malleswaram

  6. Fraser Town, Richards Town, Cooke Town

  7. Whitefield

  8. Sampangi Kere

  9. Lalbagh

それぞれのエリアのウォークガイドがあり、主要な建物の歴史や建築的な見どころなどが書かれている。バンガロールを訪れる/バンガロールに住む、街歩き好き、建築好きにとってはバイブルのような本。

バンガロールに興味があり、わざわざ訪れようという人はぜったいに読むべき本。現在バンガロールに住んでいる人、これから住む予定の人もぜひ読んでほしいけど、いつ読むのがいいのかはちょっと難しい。

わたしの場合、そもそもこの本が出版されたのが在住7年め、入手してところどころ読み始めたのが9年め、通しでちゃんと読んだのは本帰国してから。読んだ時点で大部分のエリアについてそれなりに知っていたので、スルスルと理解できたし、もうほんとにいろいろ腑に落ちた。もっと前に読むことができていたら、わたしのバンガロール生活はもっとずっと豊かになっていたと思う。

だから住み始める前に読んでおくのが望ましいのだけれど、土地勘が全くない状態で読んでも理解しにくいし、頭に入らないだろう。在住者の場合、日常生活の場がもっと新しいエリアであり、上記エリアとは関わりがうすい人も多いかもしれない。まずは、知っているところ、行ったところ、近いところなどからツマミ読みしたりしてみてもいいと思う。

ちなみに、[バンガロールたてものマップ]↓では、この本に紹介されている建物にはそのチャプターを明示しています。


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