心はどこにあるのでしょうか?
「心を込めて歌います!」
LIVEでは定番のセリフです。
では、その心はどこにあるのでしょうか?という話です。
皆さんも、自分には「心がある」という感覚はお持ちだと思いますが、実際、物事を考える機能は脳にある訳です。
でも「心を込めて」を仕草として表現する場合、頭を指したり押さえたりする人はいません。胸の前の心臓を指したり押さえたりして「心」を表現すると思います。
では、心は胸(心臓)にあるのでしょうか。
確かに心臓は「こころの臓器」と表現していますし。
好きな人を考えてドキドキするのも心臓です。
緊張して苦しくなるのも胸です。
しかし、皆さんおわかりの通り、心臓は物事を考えたりしませんよね。
でも、いまではそれが常識的な考え方になっていますが、心臓も物事を考えるとされていた時代があったり、脳とは別の「魂の存在」説いた哲学者もいます。
「本能」なんて表現も、言い方を変えれば脳で考える事とは別に行動をする事を示している訳で、実際に考える前に行動してしまったという経験をしている方も多いでしょう。
さて。
心は、脳にあるのか、胸(心臓)にあるのか。
実はこれ、未だに専門家の間でも結論が出ていなんです。
脳とは割り切れない「心」の存在。
AIが生活に取り入れられようとしている最中、「人には心がある」として差別化を図る人も多いはず。
もし心を具現化できたり、具体的に表現できる方がいれば、ノーベル賞は間違いないかも知れません。