ファンは「減らさない」のではなく「増やす」の考えで
あるシンガーAさんが、シンガーBさんのファンの方のX(その時はTwitter)をフォローしたそうです。
そうしたら、そのフォローされたシンガーBさんの親御さんから、
「うちのファンをフォローするのは辞めてほしい」
とシンガーAさんに連絡があったそうです。
まず、ファンはアーティストの所有物では無い訳です。
そのファンの方が誰を応援していようと、
応援される側に抑制する権利は無いと思いますし、
別のシンガーにこのような圧力をかけるべきでは無いはずです。
最近、同じような話を聞きまして。
LIVEで共演した、共演者のファンの方にどんどん話しかけるシンガーCさん。
それを見たシンガーDさんが「Cさんと共演したくない」と話していたそうで。
私は思う訳です。
芸能界はどの業界よりも弱肉強食の世界です。
仲良しこよしで芸能活動をしたいのなら、
この世界向いてないですよ、と。
それ以上に、
そんな水面下での戦いではなく、
ちゃんとステージ上で極上のパフォーマンスをすれば、
ファンが離れる事も少ないでしょう?と。
何よりも、
とても狭い市場(LIVEに来た数十人)で争っているなぁと感じる訳です。
さて。
この話の共通点は、
嫉妬している本人(達)が、自分の限界がその程度だと
頭のどこかで決めてしまっているんではないでしょうか。
成長というか、この先の伸びしろに期待できないと
なんとなく自分で感じてしまっているんだろうな、と思える訳です。
だから、いまある狭い世界で争ってしまう、と思う訳です。
そして、そもそも。
派閥争いの様な事をしていて、
ファン層が広がる事は無いと思う訳です。
まず。
ファンは減ります。
だから、減らさない事よりも、増やす事を考えないと、
ずーっとマイナスになる一方なんです。
減る人数を超えて、増える人数が多い状態を作る事。
これしか、ファンが増えていく方法はありません。
それがわかっていないのであれば、
活動限界が来ていると考えた方が良いです。
そして。
夢を与える立場がアーティストなんですから、
もっと夢がある考え方や行動をしませんか。
余談ですが。
秦の始皇帝が築かせた、万里の長城。
北方の民族からの侵入や襲撃を防ぐために
築かせたと言われています。
ですが、
見方を変えると、
万里の長城が自分の限界だと自分で決めた線でもある訳です。
始皇帝は既に途方もない地域を統治している訳ですから
そこまでで満足していたとも考えられますが、
モンゴル帝国や大英帝国が更に大きな地域を支配していた訳で。
アナタの夢や希望は、
どこまで続いていますか。