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辞めたい習慣をやめる
睡眠時間が十分に確保されているのに、全く寝付けなくて、太陽が高々と上った頃にその暖かさでまどろむ。
不眠症というか、睡眠改善薬を処方されてから一年が経過した。
半年は薬探しの旅だったが、その後は様子を見ている状態だ。
稀に服用前から強烈な眠気があって、期待して薬を飲まずに布団に入ることがある。それでも、ただ眠いのに眠れないまま朝を迎えてしまって、意味もなく徹夜してしまったりする。
早めにお風呂に入って、温かくして布団に入る。
今行っている工夫以外に、何かできないだろうか。
寝る前にご飯を食べない
以前は寝る一時間ほど前に食事をすることも多かった。特に仕事をしていた頃は、お風呂の後にご飯を食べていた影響もあって、お腹いっぱいになってから布団に入っていた。
内臓が悲鳴を上げている。
消費カロリーだとかそれ以前の話だ。カロリーを吸収する段階で、かなり負担をかけているらしい。
許容範囲を超えたのか、先述のリズムで生活していると、夜中に嘔吐することが増えてしまった。吐かずとも、翌朝、全く食欲がなくて、飲み物だけちまちまと胃に落とす日々が続いていた。
このままではだめだ。
私は自分の体調を優先しようと決めた。夫の帰りを待たずに、先にご飯を頂くことにした。
稀に早く帰宅した夫と食事をするが、基本は一人。若干の寂しさはあるが、三日目には引け目を感じなくなっていた。
布団の中でのSNS
眠れない夜はずっとSNSを漂っていた。
特にTwitter。他人のいいね欄が閉鎖されてからは長時間遡ることは減った。
それでも、一通りタイムラインを確認することはやめなかった。
最近ようやく『スマホ脳』を読み始めた。
ざっくばらんと読み進めて、スマホを身近に置きすぎている自分に気づいた。スマホの存在が集中力を削っているし、ブルーライトによってメラトニンというホルモンの分泌を妨げてしまう。
《少し大げさに言うと、スウェーデンからグリーンランドか西アフリカに移動したような時差ボケが起きている》ようなものらしい。
日本でいうと大体、インドに移動したような時差だろうか。私は時差ボケを実際に経験したことがないが、どうやら体の中では旅行したような時差が発生しているのかもしれない。
なんてこった。
筆者のアンデシュ・ハンセンは、寝室にスマホを持ち込まないように提言している。アラーム代わりに枕元に置いている身としては、なかなか思い切った行動になる。
だが私の現状を顧みれば、アラームに気づかない日が多いし、病院に行く日以外はアラームによって起きずとも大して問題はない。
なんだ、とりあえずリビングに置いておけばいいじゃないか。
朝までさようならだ、スマートフォン。
上記のことを続けた結果何か大きく変わったわけではないが、あまり良くない習慣は減らしておくに越したことはない。
自分の生活から排除しておきたい習慣には、それに対となる習慣をねじ込むことが最善なのかもしれない。
あなたにも、辞めたい習慣はあるだろうか。