それを身につけた時
ひやりとした
あまりにも私の体温に馴染まなくて

それは祈りのような着け心地だった
また明日も、あなたからの愛を受け取れるように

私の動きに合わせて肌を撫でるそれは
ふと忘れていたものを思い出させた

それは
どうしたって縛りでしかなかった

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