Clubhouse感想まとめ / Notインフルエンサーの活用法
まえがき
Clubhouseの勢いすごいですよね。
いつ開いても盛り上がっていて、気軽に雑談する需要はコロナ禍も相まって相当高いなあと思いました。
経営者の話を聞くだけ面白いのですが、やはり自分がスピーカーとして発信している時が一番楽しいです。
人と気軽に話すのってこんなに楽しかったんだという最近忘れかけてた大事なことを思い出しました。
現状、著名人のような影響力のある人(特に話が上手な人)のインフルエンスを強化、交流の場として利用されるシーンが多い印象です。
(ピカチュウしかいない部屋など例外な部屋も個人的には好きです)
声での発信は嘘をつけないし、人柄などがオープンになるので、しっかりと地に足をつけている人の話は本当に面白いです。
自分もまずは本業でしっかり成果を出せるよう頑張らねば、と改めて思いました。(がんばるぞ)(思うのは簡単なんだけどなあ)
著名人の方の話を聞いているだけでも、すごい面白いのですが、自分みたいなNotインフルエンサーがもっと楽しく使う方法ってなんだろうと思い、Noteを書いてみました。
さっそく結論ですが、NotインフルエンサーのClubhouse活用法は以下3点なのかなと個人的には思っています。
・友人や気になっていた人との雑談=つながりを強化
・ざっくりとしたお題を決めたブレスト
・新入社員の気持ちでインフルエンサーの方に質問する
上記の前提となる、Clubhouseが盛り上がっている要因も含めてまとめてみました。
よかったら最後まで読んで頂けたら幸いです。
1.コロナ禍による雑談への飢え 〜時代ニーズにマッチしたサービス〜
■コロナ禍における失われた”だべり場”への渇望
以前と比べて人との繋がりの希薄化していた状況でにっくきコロナが蔓延。その結果コロナ禍で学校、会社にいけない。外食もしずらい。
「人と集まって話したい」需要が大きくなったタイミングでリリースされたのがClubhouse。(米では2020年3月リリース。)
特に盛り上がりが高まっているのが深夜の時間帯であり、社会人を中心に、居酒屋でだべっていたことがClubhouseで起きているのかなと思います。
引用:Google トレンド(クラブハウスで検索)
■招待制によるクローズドな空間
SNSによって、オンライン上で繋がりやすくなりました。
繋がりやすくなった結果、発信に気を使う窮屈な環境になってしまい、影響力を持つ方を中心に自由に発信しずらい状況が生まれていました。
Twitterで鍵アカが流行するなど、クローズドで発信する空間の需要が高まっていた状況で、リリースされたのがClubhouse。(タイミング大事)
招待制かつ、シェア機能が無い、コメントがないのでスピーカーの負担が少ない。(会話に集中できる。)炎上/流出の恐れが少なく、自由に会話できる環境により、一気に盛り上がりました。
■聞くだけの活用であれば、ながら時間に最適。ただし・・。
Youtube、ネトフリのような動画コンテンツを筆頭に、既に良質なコンテンツがあふれており、隙間時間は埋まっています。
その結果需要が高まったのは、ながら時間用コンテンツ。
生活に馴染みやすい、Youtubeを音声のみで聞く、Voicyを通勤時に聞くなど音声コンテンツが人気になりつつある状況下でClubhouseがリリース。(またもやタイミングばっちり)
ただ、使ってみて思ったのですが、どっぷりハマってしまう中毒性があり、ながらだけでなく隙間時間までがっつり奪われてしまう、恐ろしいサービスだなと思っています。
ここ数日間消費時間が減ったものを考えてみたら、Youtube、アマプラなどの動画コンテンツ系なんですよね。
気軽さが故に常に開いてしまう恐ろしさがあります。
2.今まであったライブ配信ツールとの違い
■コミュニケーション機能を強化したライブ配信ツール
Clubhouseはリスナーにもスピーカーにもなれる曖昧さが特徴だと思っています。イメージとしてはコミュニケーション機能を強化したライブ配信ツールです。
オンラインで雑談するにしても、今までは日程調整→Zoom開始という段取りでしたが、Clubhouseであれば「オンラインじゃん会話しよ」、「あいつルーム作ってるじゃん話しに行こ」のように、雑談実施までのハードルの低さ、気軽さが人気の要因だなと思います。
■社会人、中高年が気軽にライブ配信できる
もともと、DiscordやMirrativなどゲーム配信系を中心に若者の間で広がっていたライブ配信文化が、音声のみ、招待制、クローズドな空間という条件も相まって、社会人、中高年の間で一気に広がった印象です。
3.FOMOを意識した設計
■つい部屋を除きたくなる中毒性
ClubhouseはFOMO(fear of missing out)、「取り残されるのこえええ」をうまく活用しています。
・招待制のため、盛り上がっていても登録できない
・アーカイブが残らないので、貴重な話を聞き逃したくない
・友人同士で盛り上がっているルームが気になる
・タイトルだけではわからないので、除きたくなる
中毒性が強く、一度あたりの利用時間は他のSNSよりもかなり多い印象です。(消費時間はんぱない。)
■コメント、シェア機能がない→他のプラットフォームに口コミ拡散
プロモーション設計についてもめちゃくちゃうまいですよね。
シェア、コメント機能がないので、Twitterを中心とした他SNSにてスクショして拡散される。スクショだけでは内容がわからないので、Clubhouseに流入する。
また、招待がないと利用できないので、「やりたい」「招待ほしい」という口コミもすごい発生していましたよね。
ここ数日間Twitterのトレンドに入っていたのが印象的でした。
4.Notインフルエンサーの活用法
■ゆるい雑談用途
気軽に雑談できるという点は個人的にすごい好きです。
友人と雑談するだけでなく、今まで会話したことのない、同じ趣味や近い職業の人と気軽にお話できる場として活用していきたいなと思ってます。聞くだけでも面白いですが、スピーカーに回ることでより楽しめるツールだと思っています。
特に、日程調整して話すまでの間柄ではないけど、ちょっと気になるな
という人や、旧友と久しぶりにお話するときに便利だなあと思います。
■ざっくりとしたお題を決めてブレスト
仕事、趣味問わず、お題を決めてゆるーく語り合うのは面白そうだなと思っています。
機会が減っていたので忘れていたのですが、雑談することで、構造化したり、新たなアイディアが生まれたりなど、脳が活性化されるので、そういった機会を持つことは本当に大切だなと思いました。
ただ、がっつりお題を決めてしまうと、堅くなってしまったり、新しい人が入りずらい印象なので、すこし抽象的なお題のほうがよいのかなと思ったりしています。
雑談などで1on1のつながりをいくつか作ったあと、軽いブレストみたいなことを小グループで出来たらいいなと思っています。
■インフルエンサーと接する際は、新入社員の気持ちで
最後に、インフルエンサーの方とは、なかかな最初は勇気がいりますが、
積極的に挙手して質問するのが良いよなーと思ってます。
自分が無知であるという立場から、リスナーが気になる内容を伝えてもらうための良質な質問を投げかけることを意識出来たらいいなと思ってます。
質問することってどうしても、無知な自分が恥ずかしいとか、迷惑でないかなと心配になってしまいますが、良質な質問であれば、スピーカーの方も嬉しい気持ちになります。
また、自分の話は簡潔に。進行を意識できたら理想ですが、そこまでは難しいので、会話はキャッチボールの意識を忘れずに。(自分への戒め)
必要であればスピーカー/モデレーターの方が引き出してくれます。
また、スピーカーがオープンにしてほしい話題等は、積極的に議事録マンになるなど、自分の立ち位置を弁えることが大切なのかなと思っています。
言葉にしてみたら、新入社員が出来ることに近いなーと思いました。
無知な立場からの質問なんて、影響力ない人の特権ですよね。
以上です。
偉そうにまとめておきながら、Clubhouse、Twitterも繋がりが少ないので、もし少しでも興味をお持ち頂けたら、ClubhouseやTwitterで絡んでいただけたら幸いです。(ぜひよろしくおねがいします。)
最後までお読みいただきありがとうございました!!