公認会計士が行う監査業務でもITにより留意すべきとされている⇒これってビジネスでITの活用は前提事項と言っているのと同じ
こんにちわ、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
普段は中小企業の経営や会計のことを中心にお話していますが、公認会計士としても上場企業や相応規模の会計監査という業務にいくつか携わっております。
1.監査の指針となるバイブルの改訂があった⇒特に目についたのが
会計監査では、バイブルとなる公認会計士協会の指針などがあるのですが、最近改訂されました。
特に、クローズアップされたなあと思うのが、ITのことに留意して監査をせよということです(これまでも言及されてたのですが、よりクローズアップ)。
どういうことかというと、このあたりのところが明確にされてます。
・会社のITを用いたデータの生成過程をしっかり理解せよ⇒手書きで会計しない限り、なんちゃらシステムを利用して記帳なり、データ作成してますよね。
・ITシステムの管理体制もちゃんと理解せよ
・監査でもITを用いよ⇒会計データとかを入手して、分析などに活用せよということです。
・監査にはITに詳しい専門家も関与させろ
2.上記1の改訂で苦労していることが。。。
このあたりのバイブルの改訂があると、作る調書や資料の様式の改訂が行われるのが、監査業界でのあるあるです。
僕は、公認会計士の監査業務の中で、IT関係をメインで担当していることが多いので、改訂された様式のコンバートが結構でています。
様式のコンバートで苦戦中です(泣)。
3.監査業界でもITに着目しているということからいえること
監査業界でもITに着目せよと改めて言われているということは、
ビジネスでのITの利用は前提であるといわれているようなものと思います。
様式のコンバートは頑張って乗り切ります(決まっていることを淡々と行うのみ)。
何より、ITの利用の波に遅れないことに留意したいと思います。