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「月に一度くるやつでしょ。」

どーも。イヌ派かネコ派か?断然、イヌ派、ガモンです。

前回に引き続き、「女性の社会進出」のテーマ、その2です。
今回も、真剣に、真面目に、タワゴトを書いていきたいと思います。

その1はこちら↓↓↓



#スムーズに仕事なんか進まない

日本男性があまりに無知なことがあります。

それは、「生理」についてです。

男性の私が、女性の生理について書くのは違和感かも知れませんが、

「月一度くるやつでしょ」

くらいの認識の男性がほとんどで、
その痛みや辛さについて、また生活の中でのやりづらさについて、ほぼ知らないのです。

既婚男性であれば多少の理解はあるかもしれないですが、
それでもほとんどの男性は、自分の生活の中で女性の生理を意識する事はほとんどないのではないか、と思うのです。

無論、デリケートな事なので女性からこういうものだと発言することはなかなかないですが、
女性が普段の生活の中で、どれだけやりづらさを感じて我慢をし、生活しているかなんて、知らないと思うのです。

また女性によっても、大変個人差がある事だから一概に「生理とはこういうものだ」と一概に説明しにくいだろう思います。

仮に女性の上司であっても生理痛の辛さが軽めの人ならば、重い生理痛のある女性の部下の辛さを理解できない事もあるのだそう。

だけど、
共に働く上で「生理」の事をこのまま無知なままで過ごしていいものだろうかと思うのです。
デリカシーがないと叩かれる事を覚悟で、男性の私が男性にイメージしやすいように言えば、

仕事中に関わらず、四六時中、
「お腹が痛い」「何か漏れ出ている」「めっちゃ眠い」「イライラする」

ひどい人は、
「大量の血が出続ける」「頭痛やめまいがする」「動けない」「倒れる」「生理が頻繁に訪れる」「ずっと続いている」などなど。

まだまだ沢山あると思うが、
男性は、こういった事を抱えて生活することを想像して頂きたいのです。

まともに生活できないし、スムーズに仕事なんか進まない、です。

参考に次の動画をぜひ。↓↓↓↓↓

いかがでしょうか。

しかしながら、
どうしてそんなに無知なのか。

#「学校で教えられてねぇよ」

一つは学校などでの「性教育」に要因があるようにも思います。

実は海外でも、国によって性教育のレベルにかなり違いがあります。

ただ国によっては、「生理」について子供を産み育て子孫を残すためのプロセスとして女性の大事な機能やケアなどを男の子もしっかり学ぶのだそう。

だから家庭でも、生理用品を男性家族が当たり前のように購入してくるし、その時期になると、メンタル的にデリケートになることも承知して、配慮することも珍しくないというのです。

ところが日本はどうでしょう

(昭和生まれの)僕等の頃は、
特別授業のような形で「性教育」の授業があり、
途中から男子と女子に分かれて、
「生理」のことについては、サラッとしか学ばなかったのではないでしょうか。

自己調査したところ、今も文科省の「学習指導要領」を見ると、学校の中での「性教育」は「生理」も含めて十分だとは思えない印象がするのです。
特に、「性交渉」については取り扱う事もないのです。

当然意識は薄いと思うし、
女の子が初潮を迎え大変な思いをしていても、自分たちが「生理」を経験することはないので男子には関係ないことになってしまっているのが、日本の性教育だと思うのです。

じゃ、やっぱり学校の性教育が悪いんじゃないか!

と思いますが、今からでも遅くないので今一度、日本の男性諸君は直ちに「生理」を真剣に学びましょう


また、お子さんの「性教育」についてもきっと、学校の授業だけでは不十分だと思うのです。
となると当然「家庭での性教育」が必要になってきます。

「いや~それは難しいな~」というのは、我が家も含めてどのご家庭でも感じること。
ですが、どこからどうやって家庭の中で子どもに「性」を教えるのかは、親として不安を感じると思います。

きっと子どもの理解も年齢によって違うし、親から話せることも段階・ステップがあると思うのです。

なので絵本や本などを使って、幼児期、思春期前とステップやステージを変えて段階的に取り組んでみるのも良いかもです。

ポイントは親子で一緒に学ぶことです。
我々親世代も、実はあまりきちんと学んでなかったと思うので、ぜひ親子で一緒に楽しく、でも真剣に学んでいけるといいな、と思います。

以下の本はおススメです↓↓↓↓↓

<幼児期におススメ!>

<思春期前におススメ>

これ以外にも、「性教育」で検索すると結構たくさんあるので、ぜひご家庭のスタンスにあった本を探してみてください。

ともかく、きちんと知ることで、日々「生理」と向き合いながら生活している女性たちの大変さや苦労が理解できると思いますし、「性」という事についてもキチンと向き合うことで、間違った理解や偏見は減ると思うし、ひいては「性加害」や「性差別」は減ると思います。

そして会社や学校の中でも、配慮のある仕組みや制度が構築されると思うのです。

参考に次の動画もぜひ。↓↓↓↓↓


#「そろそろ例の休暇になりますか?」


妻の会社には、
「生理休暇」
という有給休暇が存在します。

実はこれは日本の法律で定められている休暇なのですが、ほとんどの人が知りません。
だから取得率は0.9%と、めちゃくちゃ低いのです。


全く無いよりいいのですが、
問題は、申告しないといけないことです。

配慮はある休暇ですが、全くデリカシーに欠ける制度だと思うのです。

仮に上司が男性であれば、
自分の「生理」を明かす事になり、プライバシーも何もないのです。

上司によっては、先月の申告日を把握している上司がいて、そのあたりになると

そろそろ例の休暇になりますか?
と聞いてくる上司もいるらしいのです。

管理職からすると把握したい気持ちは置いといても、
非常に気持ちの悪いことであり、まったく配慮に欠けるし、ほぼセクハラです。

休暇にして貰えるのはありがたいが、
「生理」を理解しない男性目線で作られた休暇制度だなと思うのです。

当然、妻の会社では「生理休暇」を申告する人は少ないらしいです。
代償が大きいからだろうと思うのです。
もうめちゃくちゃ考え直す必要があると思うのです。

あと、有給休暇にしている会社はかなり少ないのも課題だと思うのです。

使用者側から言えば、
いつ「生理」になるかの不確定の休暇に対して、有給にはしにくい
ということは100歩譲って分からなくはないですが、

女性活躍を考える上でも、少子化対策の観点からも、
ここは、ぜひとも有給にして頂きたい
のです!

でなくては、女性は
安心して仕事に向かえないし、長く働けないと思うのです。

人によっては1日では足りないくらい辛い思いをしていると思いますので、数日とは言わずとも、最低1日は有給に設定して頂きたいと思うのです。


今回は「生理」について取り上げましたが、
ぜひ、いや、絶対に、男性は全員、職場や学校や家庭などで学ぶ機会をつくり、できれば擬似体験して頂きたいのです。

そして社会の再構築を真剣に考え直していきたいと思うのです。


今回はここまで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
お気を確かに。


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