帰って来た橋本治展 at 県立神奈川近代文学館, 横浜
2024.05.10.はこちらでした。
おそらく、私が生涯で最も影響を受けた作家の回顧展。
そりゃ、仕事休んだって行くでしょう。
中華街にも寄ったけどさ。
小説家であり、批評家であり、画家、編み物作家でもあった、
バカでただ本能の塊でしかなかった子供の私に、物の見方考え方の基本中の基本を教えてくれた人。
展覧会のことも作品自体も、私のようなハンパな者が説明するより、もっと正確で詳しい資料や言説がヤマのように残されているし、近代文学館には橋本治文庫という形でコレクションもあるので、ご興味をお持ちの向きはそちらをあたってください。
行くのはホントにたいへんだったけど、自分の根っこを見直す意味でもすごく有意義な時間だった。
私は出会うべくして出会ったのだと確信できたし、もうこれ以上の作家/批評家、いや知の巨人に出会うこともないと断言します。
まだまだ知らなきゃならないこともたくさん見えたし、読んでない作品も山のようにある。
ずっと気にし続けなきゃいけない。
この回顧展を開催してくださった方々に、感謝します。