ネガティブな感情に振り回されていませんか？ってお話

がみんです。

嫌なことがあった。上司に怒られた。将来のことを考えると不安になる。失敗しないか恐怖を感じる。このような感情がときどき湧いてくる。唐突に、自然に、思いもよらずに。私だけではないと思います。そういった方はたくさんいると思います。

私はよく悩みします。自分はなぜこんなに落ち込みやすいんだろうと。ネガティブな感情に押しつぶされてしまいます。
このとき、私は以下のようにして対処するようになりました。

普段見聞きしているものを覚えていますか？

私は、私たちは普段、沢山のものを見ています。道ですれ違う人々、通り過ぎる車、掲載されている広告。また、私たちは普段、沢山の音を聞いています。人の話し声、鳥の鳴き声、店内で流れるBGM。
それらは目や耳を通して、脳に勝手に届いてくる情報です。

その情報をいちいち気にしているか。何百人と目にする人々を全て気にしているか？覚えているか？そんなことはなくて、記憶に止めることなく、通り過ぎていくだけです。

ネガティブな感情は勝手に湧き上がってくるものです。

まず、知ってください。
自身の脳(理性)と湧き上がってくる感情は別物であると。

人は１日に何万回以上もの考えが頭をさまよいます。これは本人が「考えるぞー」と思って行われているものではありません。”心”が勝手に囁き、勝手に脳に届いてくる情報です。(便宜上、”心の声”とします。)

心の声は私たちの脳と関係なく、色々なことを囁いてきます。不安を煽ってきます。怖がらせてきます。しかし、心の声にいちいち悩まされたり、落ち込んだりする必要はないです。自分でネガティブなことを考えているのではなく、勝手に脳に届いてくる情報だから。※心の声はいい加減なことばかり囁くのでタチが悪い。

心の声に歯向かおうとしていませんか？

ネガティブな心の声が聞こえてくると、ついついポジティブに切り替えようとしたり、心の声を追い出そうとしてしまいがち。

「ネガティブなことを考えてはいけない」
「前向きにならなくちゃ」etc.

心の声を追い出すと、一時的にポジティブになれる。しかし、そんなことをしても、また心の声はすぐに聞こえてきてしまう。厄介なことに、不安を煽る心の声が更に強く聞こえてくる、心当たりはありませんか？

心の声に構う必要もありません。

必要なのは心の声を追い出すのではなく、受け入れてあげることです。勝手に脳に届いてくる情報に構う必要はありません。ただ、脳に入ってきた情報として、そのまま脳の隅にでも置いてやるのです。心の声を否定せずに眺めてやるのです。通りすがりの人を見るように対処してやれば良いのです。
すると、心の声はすーっと消えていきます。

再び心の声が聞こえてくるかもしれませんが、愚直に眺めて俯瞰してやってください。そうするとたまに、嬉しくなったり、幸せになったりする心の声もやってきます。そのときは思う存分に心の声を聞き入れ、感情を楽しめば良いと思います。

まとめ

心の声とあなたの理性は別物で、ネガティブな心の声が聞こえてきても、構う必要はない、「あー、またなんか言ってんなー」と対処してやれば良いよってお話。
でした。( ´ v ` )

もっと深く知りたい！という方は下記の本を読んでみてください。
オススメです。

幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門 (単行本)

最後に

他にも、心理学・メンタルヘルスについて自分が思ったこと・悩んだこと・知恵を読者のみなさんと共有していきたいと思っています。少しでも共感したいただいた方は良いイイネをお願いします。