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生きいづらさを感じやすい、HSPのお話。

こんにちはGamin(がみん)です。

現在、在籍中の会社を休職中です。
( = v = )

原因は躁鬱病。

その発端はHSP気質であること。

HSP気質の人は、うつ病にかかりやすいことがわかっています。

(誤解のないように書いておきますが、今の会社がブラックで病んだ訳ではないです。むしろ、ホワイト。休職にも理解があり、控えめに言って、良い会社です。)

HSP気質の人は、とにかく、社会で生きづらい。本人を含め周りは「そんなん甘えだろ」と思っているので。

昔はそう思っていましたが、やめました。下の本を読んで、これからの世の中の立ち回り方を知り、楽になれました。

心当たりのある方はぜひ読んでみてください。

ここでは、自分の経験をおりまぜながら、上の本で知ったことについて少し深掘りします。

1.HSP気質とは?

HSP気質を知っている方はいますか?私自身、社会人になってから知りました。

HSP気質とは、

外的刺激(ストレス)に非常に敏感
他人の感情がダイレクトに自分の中に入ってくる
傷つきやすい(反対もしかり、大喜びしやすい)
人といると、疲れやすい
常に生きづらさを感じる

などの特徴をもった人たちのことです。HSPの原因は「毒親」であることが多いと言われています。

私が幼い頃の母は、厳しく、ヒステリックな性格の持ち主でした。

* * * * *

今となっては、母からそんな気配を感じませんし、友達みたいな付き合いができます。母が「大人」として成熟したからなのか、「子供を育てる」というプレッシャーから解放されたからなのか、はたまたストレスを溜め込みやすい専業主婦を止め、働きだしたせいかもしれません。今では、楽しそうに働いていますし、50代でありながらバリバリSNSを駆使して、知らない人と交流しているかと思えば、その人に会いに行くために日本中を飛び回ったり....。息子から見て、今が一番楽しそうです。

* * * * *

2.HSPの馴れ初め

私が保育園に通う頃です。母は本当に厳しかった。公文式、水泳、体操教室、習字、絵教室、もう覚えていない通信教材。これでもかというほど習い事をさせられました。平日だろうが土日だろうが保育園から帰っても自由な時間はありませんでした。習い事がない日は木曜日だけでした。(習い事がない日を今でも覚えている自分が怖い。)

ただの5歳児が、これだけ毎日鞭を打たれていては、ダダもこねたくなる。でも、「行きたくない」と言えば、母はヒステリックに怒りました。出来が悪いと、甲高い奇声をあげながら罵倒されました。それが本当に苦痛でした。それをやり過ごすために、心を完全にシャットアウトする技術も身につけました。感情を心の奥底に閉じ込める感覚です。何を言われようと、耳に入る言葉はただの雑音。母の言葉は何も届かなし、何も感じない。

怒られ始めたら、そのスイッチを入れる。簡単です。

3.条件付きの愛

みなさんは、親からどんな風に愛されましたか?

親の愛は2種類に分類することができます。

・無条件の愛
・条件付きの愛

です。

無条件の愛

「生まれてきてくれてありがとう〜〜〜」

って表現まではいかなくとも、存在自体を愛し、良いところも、悪いところも、全部全部ひっくるめて、その人のことを愛することです。

一方で、条件付きの愛

「テストで良い点がとるあなたを愛している」
「ちゃんと言うこと聞くあなたが好き」
「駄々をこねる子は私の子供じゃない」

といった、文字通り、限定的な愛です。

私の母は不器用というか、素直じゃないので、まっすぐに愛を伝えることができなかったのかなあと、今なら思います。でも当時は、そんな客観視なんてできません。条件付きな愛(条件を満たさない子は愛さない、いらない)故に、小さな私は、愛を感じることができませんでした。

4.子は親の愛にしがみつく

子供は親の愛に敏感です。これは人間に限ったことではなく、他の動物でも該当します。なぜ敏感なのか。それは

親から愛をうけられない=死

を意味するからです。

動物の子は、自立するまで、親から身を守ってもらい、食べ物をもらい、生き延びます。これは全て、親の愛から成り立つ行為。愛をうけず、放置された子は死にます。

だから子は、本能的に、親の愛に敏感であり、貪欲なのです。

ここで、話を少し戻します。

親が「条件付きの愛」のみ与える場合、子はその条件を満たそうとします。親から見放されないよう、とにかく親の顔を伺います言うことを聞きます

とにかく必死になります。これは比喩ではありません。

親から愛をうけられない=死

であるから。

毎日親の顔を伺う生活を続けた結果、他人の感情に敏感=HSP気質になると言われています。

人格が形成されるのは幼少期(だいたい5歳まで)の頃。一度、形成されてしまえば、その後に親との関係が良好になろうとも、気質の呪いは、大人になっても続きます。

5.無条件に自分を愛す

じゃあHSPはこれからどうやって生きていけばいいのか。

話は簡単です。今まで愛を感じられなかった分、たくさん自分を愛してあげることです。日本は謙遜する文化なので、公には難しいかもしれませんが、心の中だけでもいいから、

「あなたは愛されている」
「あなたはいい人だ」
「あなたは誰かを幸せにすることができる」

と、自分にたくさん語りかけてください。肯定してください。救ってあげてください。自分を愛すること、許すことが大切です。


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6.お話のまとめ

HSPはうつ病をこじらせやすいけど、今からでもいいので、自分を愛してやってください。

というお話でした。
( ´ v ` )


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ゆ
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