出張生活からフルリモートワークに。地方でスーパーハイブリッドリモートワークをやってみる。
年間100〜130泊くらい出張していた出張族だったけど、コロナを経てフルリモートワークになりました。
職種的にIT関係なのでフルリモートワークが可能なので一度リモートワークが定着するとなかなかもとの生活に戻ることはできないですね。
リモートワークで仕事はできる、でも、このやり方で100点の成果が出ているのか?実際に会って話をしながら進めればもっと成果が出たのでは?と、感じることがとてもあります。
年間100泊以上の出張生活
今考えると異常ともいえる年間100泊以上、多い月には25日は出張していた生活。
出張の内容はお客様との打ち合わせがメインで、関東や関西、たまに地方に、2泊3日から3泊4日が一番多いパターンでして、いろんな人に会いに行って、いろんな人と話す、そんな生活をしていました。
私が住んでいる鹿児島のように地方で仕事をしているだけだと触れれない経験や、出会いをたくさん得ることができました。
と、いいながら、効率的な仕事ができていただかといえばかなり疑問です。
打ち合わせと打ち合わせの間に1時間以上移動することもザラ、ちょっと時間が空いちゃってスタバでメールチェック(スタバにいくら払ったことか…)。
打ち合わせと打ち合わせの間のスキマ時間がとても多かったと思います。
効率的、、ではなかったですね。
でも、移動や隙間時間ではいろんなアイデアが浮かぶことが本当によくありました。
私は高城剛さんのこのツイートが本当に好きだし、そのとおりだと思っています。
実際に、今取り組んでいる新規事業立ち上げのアイデアも関西に出張するための新幹線で思いつきました。
今でも鮮明に覚えています。
もちろん、出張の仕事が終われば自由時間です。
これが出張生活の楽しみ、土地の名物を食べたり、買い物したり。
私は、大衆酒場、純喫茶、レコード屋、古着屋をめぐることが楽しくて、いい息抜きになっていました。
コロナでリモートワークに
そんな出張生活の中、いきなり襲ってきたコロナで大きく生活が変わりました。
私のような出張が多かった方は特に動けなくなり、今までの働き方と大きくかわらないといけなくなりましたね。
IT系の職種であるため、フルリモートワークが本当に当たり前になりました。
ちなみに、地方に住んでいると、いくらコロナであってもフルでリモートワークする会社はそんなに多くありません。
今でも、周りの違う職種の友人には、「本当にリモートワークやってんの?リモートワークやってる人にはじめて会った!」と驚かれることもよくあります。
リモートワークは移動なく、感染リスクが下がりますし、家事や育児を手伝うこともできます。
朝早くから仕事をはじめて、夕方早いうちに終わらせる。
仕事面でもかなり効率的に仕事ができるようになりました。
ですので、いいことばかりのようなフルリモートワークでできちゃう仕事。
オンラインで打ち合わせをして、オンラインで共同で作業して。
移動時間もなくなり、30分の打ち合わせが1日に7〜10本。
とても効率的にできますね。
でも味気ない…
実際にあるプロジェクトは、お客さんとも一度も合わず、チームメンバーとも一度も合わずに完了させてました。
プロジェクト期間は半年、チームメンバーは5人。
こんなことができちゃうのです。
でも、なんか、違うな、、、と。
今できている仕事、80点じゃないのかな?
本当はもっとできたんじゃないのかな?
と、フルリモートワークが続くと考えるようになりました。
実際に会うことの大切さ
フルリモートワークが続く中、コロナが一度収束したタイミングに関東と、関西に数回、出張してみました。
離れた人に実際に会いに行くこと、会って話すこと、とても楽しくとても充実した時間となりました。
よく、「クリエイティブなことは実際に会って話したほうがよい」と言われますが、本当にそうですね。
面と向かって、ホワイトボードを囲んでディスカッションをすると、オンラインでやるよりも明らかにたくさんのアイデアが出てきます。
みんなマスクで顔は全部見えませんが、その場にいたメンバーはみんな笑顔でいたことに間違いありません。
今の携わっている新規事業の立ち上げは、私ともうひとりのメンバーが鹿児島で、その他の5名のメンバは関東にいます。
新規事業で使う技術の研究は関西の大学の先生とやっています。
みんな離れていますがリモートワークで進められてはいます。
ですが、直接会って話したときの爆発力(笑)はすごいですね、たくさんアイデアが出て、一気にすすみます。
こちらの記事で実際に会ったときのこと、書いていますのでぜひ御覧ください。
会えてよかった〜
このメンバーや大学の先生との出会いは、出張生活の中で実際に会って、話して、意気投合したところから始まりました。
出会いはリアルなコミュニケーションの中にあるのかな、と思います。
なお、オフィス出社もたまにやっていますが、これはあまり意味がないなと思いましたねww
なぜかと言うと、オフィス出社してもオフィスに人がいないからです(笑)
みんなリモートワークしているので声かけて集まろうとしないと集まれないです。
出社したくないのに出社しないといけない人、出てきますね。
それはなんかちがうなーと思います。
もともと同じオフィスで仕事をしてた人とはコミュニケーションの貯金があります。
なんとかなるもんです。
スーパーハイブリッドリモートワーク
今後は地方でフルリモートワークで仕事をしなががらも、定期的に出張していろんな人と直接話し、刺激を受けながら進めていきたいと思います。
桜島の火山灰はたまに降りますが、空気がきれいな地方でリモートワークをやりながら、オフィス出社とのハイブリッドではなく、リモートワークと出張という、オフィスを超えたハイブリッドな働き方を続けてみたいと思います。
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