鴻上 和彦(ガミgami)

Engineer / Intrepreneur / 鹿児島からリモートワークで事業立ち…

鴻上 和彦(ガミgami)

Engineer / Intrepreneur / 鹿児島からリモートワークで事業立ち上げ中 / オンライン商談支援サービス「サトラス」 コミュニケーション可視化、支援を研究 / PMP / ローカルコミュニケーション noteでは事業立上げ、共同研究、などを発信していきます。

マガジン

  • 共同研究のススメ

    私が産学連携、共同研究をして感じたこと、ノウハウなどの記事をまとめています。

  • コラム

    コラム的な記事をまとめています。 特に音楽や民藝、植物など、リモートワーク環境を豊かにするコトをお届け。

最近の記事

  • 固定された記事

デザイナーさんが創業チームにいる強み

今、新規事業開発をやっています。 ターゲットとしている分野はコミュニケーション領域。 昨年の3月に1人ではじめてそこから仲間がだんだん増えて、今では、トータル9人。 リーダーのわたしともうひとりのメンバーが鹿児島にいて、他のメンバーは首都圏にいます。 そんなチームには初期のころからデザイナーさんがいました。 創業メンバーの中でも初期からいるのが私のチームの特徴です。 そこでデザイナーさんが創業チームに初期からいることの強みを少し考えてみました。 ビジョンを作る・共有すると

    • 事業立ち上げ初期に実施するフェーズごとのユーザーインタビューの方法(構想期/立ち上げ初期)

      先日、ビザスクさんのウェビナーに登壇させていただきました。 (イベントページは終了していますが、アーカイブ配信あるかと思います) 現在立ち上げております事業 オンライン商談支援サービス「サトラス」 の立ち上げ初期に、ビザスクさんのサービスであるビザスクインタビューを活用させていただきました。 個人的には、かなり助かっておりましてビザスクさんには感謝感謝です。 (また、今回のウェビナーのご準備など、大変お世話になりました、ありがとうございました。) このウェビナーでは、そ

      • 事業部門における共同研究に立ちはだかる壁

        企業と大学での共同研究がうまくいかない実際の例について書きました。 社内からの相談大学との共同研究について、社内外で色々発信していると、社内からも相談を受けることが増えてきました。 大学と何かやりたい、面白いことをやってみたい、事業を作るネタを探したいと思っている社員がそこそこいて、悩んでいる人もいそうです。 そこで積極的にそういう人とは話そうと思っています。 そこで相談を受けた一例をこの記事では紹介したいと思います。 どこの会社でもありそうな話でした。 研究費をどこが

        • LLMを使った商談データの活用をリリースしました

          株式会社リコーで新規事業を開発しています。 サトラスという組織のオンライン商談活動を支援するサービスです。 このたび、LLMを使った商談データ(音声データ)から組織の事業活動を支援する新機能をリリースしました。 【プレスリリース】LLMを使った商談データの活用 オンライン商談支援サービス「サトラス」、LLMを活用した分析レポート提供機能を開発、モニターへの提供を開始 | 株式会社リコーのプレスリリース (prtimes.jp) 新たに実装した分析レポート機能は、クラウド

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        • 共同研究のススメ
          7本
        • コラム
          1本

        記事

          企業と共同研究することで「研究」として得られるメリット(オンラインコミュニケーションの可視化)

          共同研究についてこの note でも色々ご紹介しています。 現在、京都産業大学様と、香川大学様と、共同研究をさせていただいています。 少しづつですが成果も出始めて、数年前から、学会や研究会で発表しています。 こちらは京都産業大学様との共同研究についてです。 企業が大学と共同研究をするメリットは双方にいくつかあります。 この記事でまとめています。 その他にも、「研究」自体にもメリットがあるなーと、先生と話していたのでその内容についてご紹介したいと思います。 ▼研究の内容

          企業と共同研究することで「研究」として得られるメリット(オンラインコミュニケーションの可視化)

          【コラム】アウトオブ◯◯から考えると理解が進んだ!(民藝を例に)

          最近、民藝にハマっている。 歳を取ったのだろうか、これまで全く興味のなかった民藝にハマっています。 これまでとは明らかに違う自分の感覚があって、民藝というものを深堀りしたくなってきました。 出張で地方に行くたびに、土地のいわゆる民藝というもの(正確には民藝には当てはまらないものも)を自分へのお土産に買って帰ることが最近の流れになっています。 そこで、「民藝とは?」「民藝運動とは?」ということを学んでみようと、民藝運動の祖である、柳宗悦の本を手にとりました。 この本が民

          【コラム】アウトオブ◯◯から考えると理解が進んだ!(民藝を例に)

          他社と共催イベントをやってみた(やり方・意義)

          これまで、自社の主催でのイベント、京都産業大学との共催でのイベント、コワーキングスペース催イベントでの登壇など、色々な形のイベントで自社のサービスを紹介してきました。 この note でも色々紹介しています。 共催といっても登壇してもらうので、「共催」という形を取っているイベントでして、完全なる「共催」のイベントはまだやったことがなかったのですが、昨年の10月にはじめて、他社との完全なる「共催」のイベントをやりました。 TOA株式会社様、株式会社otonoha様との共催に

          他社と共催イベントをやってみた(やり方・意義)

          全くのシロウトがIT系のイベント(リアルイベント)を主催するためにやったこと・感じたこと

          新規事業の立ち上げをするようになって、自分でイベントを主催することをはじめて経験しました。 これまでの仕事(ITコンサル、ITエンジニア)では自分でイベントを主催することなど全くなかったので、全くのシロウト。 いろんな人に助けてもらいながらなんとかやっている状況です。 シロウトのわたしがイベント主催するまでの流れや、やったことをまとめておきたいと思います。 ◎イベント実績 2023年はイベントを4回ほど主催しました。 うち2回は、noteでイベントレポートをあげていますの

          全くのシロウトがIT系のイベント(リアルイベント)を主催するためにやったこと・感じたこと

          客員研究員としての研究

          大学との共同研究を4年ほど続けています。 その共同研究結果を用いた事業の立ち上げを進めていますが、昨年より、共同研究とは別に大学に客員研究員として在籍して研究をすることになりました。 企業に在籍しながら、共同研究とは違う立場で大学で研究することができる客員研究員についてこの記事で紹介したいと思います。 ◎共同研究からの延長 もともと京都産業大学さんと共同研究をもう4年ほどやっています。 コミュニケーションの可視化、支援に関する研究を進めていまして、学問的には 感性工学 と

          客員研究員としての研究

          新規事業を成功させるPMFの教科書から「新規事業が失敗する理由」を自分たちのチームの現状にあてはめて考えた。

          チームメンバーに進められて読んだ本が面白すぎ&ためになりすぎて一気読みしてしまいました。 株式会社才流の栗原さんが書かれた「新事業を成功させるPMFの教科書」です。 その中で、新規事業がPMFできずに失敗する理由が冒頭にかかれていまして、それに我々のプロジェクトも陥っているような気がしたので、ここでまとめておきたいと思います。 顧客ニーズを検証せずに商品をリリースしてしまうこれは、エンジニア出身の起業家(自分です…)がいたり、凄腕エンジニアやデザイナーがいるチーム(うちの

          新規事業を成功させるPMFの教科書から「新規事業が失敗する理由」を自分たちのチームの現状にあてはめて考えた。

          NYのインディペンデントなレコード屋さんの閉店を追ったドキュメンタリー「OTHER MUSIC」

          先日、鹿児島のガーデンズシネマにOTHERS MUSICというドキュメンタリー映画を見に行ってきました。 NYにある世界的にも有名なレコード屋さんのドキュメンタリー。 レコード好きとしてはぜひ見たかったのですが、こちらの映画は小さい映画館のみでの上映で、なかなかスケジュールが合わず、特に鹿児島にはもともと上映予定がなかったため諦めていました。 ですが、このたび4月30日と、5月1日の2日間、2回のみ上映が決まりまして、逃すわけにはいかないので5月1日に見てきました。 NY

          NYのインディペンデントなレコード屋さんの閉店を追ったドキュメンタリー「OTHER MUSIC」

          【イベントレポート】京都での産学連携から新規事業を創る!@京都(京都信用金庫様 QUESTION)

          3月末に京都でイベントをやってきました! 今、進めている新規事業の企画のタネになったのは京都産業大学様との共同研究の結果です。 そんな共同研究について、我々企業側と、大学からも先生にご登壇いただいて大学側からの視点で色々お話させていただきました。 ▼イベントページはこちら(終了してますが…) 共同研究ってカタチだけで終わることが多いと思いますが、それだと続かないですし、双方にとってメリットがない。 そうならないように、常に事業化を意識した共同研究をしています。 そんなこと

          【イベントレポート】京都での産学連携から新規事業を創る!@京都(京都信用金庫様 QUESTION)

          【イベントレポート】音のチカラで働くに歓びを 社内スタートアップによる音声ソリューションイベント@有楽町

          2023/03/09に有楽町のSAAI WONDER WORKING COMMUNIYUにて我々株式会社リコーの社内スタートアップの4つのソリューションを紹介&体験していただけるイベントを開催しました。 平日の遅い時間&WBC開幕戦という日程の中、たくさんのお客様にご来場いただきまして、サービスの紹介と体験をしていただくことができ、企画した私としてはとても嬉しい限りでした。 そこでそのイベントのレポートをまとめておこうと思います。 イベント会場イベント会場は有楽町にあるSA

          【イベントレポート】音のチカラで働くに歓びを 社内スタートアップによる音声ソリューションイベント@有楽町

          エンジニア合宿 in 鹿児島

          鹿児島、東京、神奈川、鳥取で働いている僕たち。 普段はフルリモートで、 oVice をオフィスに離れて新規事業のサービス開発をやっています。 デジタルサービスを駆使すれば離れてサービス開発も余裕でできる世の中ですね。 僕たちはこんなサービスを使って開発やっています。 だけどやっぱり会いたいよね。 ってことで、少し前ですが、昨年大きな設計が必要になった際にリーダーの私がいる鹿児島に集まってもらいました〜 この記事ではその時の内容をお伝えします! 日程と合宿の目的今回の合宿は

          エンジニア合宿 in 鹿児島

          リコーのアクセラレータプログラム「TRIBUS」の社内ベンチャーによる音声ソリューション

          今、音声技術を活用したソリューションの事業立ち上げを社内ベンチャーとしてやっています。 私が所属している株式会社リコーにはTRIBUSというアクセラレータプログラムがありそこから産まれた事業の種です。 TRIBUSについてはこちら 色々な事業が産まれているのですが、特に今、「音声」をキーワードにしたソリューションがいくつか産まれています。 コロナの影響により進んだリモートワークを支えるソリューションとして、音声コミュニケーションにかかわる事業が増えたのだと思います。 TR

          リコーのアクセラレータプログラム「TRIBUS」の社内ベンチャーによる音声ソリューション

          ビザスクのスポットコンサルサービスを使って新規事業開発のユーザーインタビューした話

          ここ1年ほど、我々のチームはフルリモートで新規事業の立ち上げに挑戦しています。 BtoBのサービスを立ち上げようとしていますが、新規事業の構想段階で実施するユーザーインタビューの際に使ったサービスがビザスクのスポットコンサルサービスでした。 実際に想定されるユーザー(顧客)に対して、普段のお仕事の内容や、業界の常識、そして一番聞きたいのが課題感はなにか?ということ。 特に自分の知らない業界をターゲットとした場合には業界理解が必要で、Webや書籍で情報収集するのはもちろんです

          ビザスクのスポットコンサルサービスを使って新規事業開発のユーザーインタビューした話