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他人を羨むな!!他人を羨むってことは自分を否定するってことだ! by 梅星政司

WORST より
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ヤンキー漫画の代名詞

別にヤンキーだった事は一度もないんですがやたらヤンキー漫画が好きです、そんな人が多いからヤンキー漫画って多いんだろうなって思ってます。
そしてそんな中でも一番読んだ漫画、なんども繰り返し読んだのがクローズとWORST、クローズは映画にもなったので有名な作品だとは思いますが、主人公だけではなく登場するキャラクターがどれも魅力的でその結果、今もスピンオフの漫画がたくさん連載されているんだと思います。

一番好きな漫画の名言

このセリフが一番好きな漫画の名言です。
当時、自信がなく、他人と比べて自分の足りない事が気になり、すでに自分は普通の道を踏み外してしまったのではなかろうかと不安で迷っていた時。
この内容を意識しだしてから、この後の人生、すこし違った目線で見れるようになっていったと思っています。

すごい人がまわりにいればいるほど

高校、大学、社会人それぞれの環境で自分とは比較できないほどすごいと感じる人がまわりにいた経験のある方はたくさんいると思います。
自分がいる狭い世界ですが、そのヒエラルキーの中で高いところでも低いところでもない普通より少し下の方が私の居場所でした。
そして、その環境の中でいうと主人公っぽい目立つ、または優秀な人と一緒につるむ事が多かったと思っています。
なので容姿や頭の良さ、能力の高さ、要領の良さ、生まれた環境など比較をして落ち込むのは基本機能で組み込まれているのかと思うくらい当たり前のことでした。

漫画の内容

このセリフは主人公と同じ下宿先の「寅」がキャラにもなく、ヤンキーに絡まれている見知らぬ高校生を助けようとしたところ返り討ちにあってボコボコにされた時に大家からかけられた言葉です。

「寅」と一緒に下宿している4人の高校生はそれぞれとても喧嘩が強く、中学時代から名が知れ渡っているような面々です。
それと比べると「寅」はどちらかというとイジメられる側、パシリにされる側です。

ボコボコの「寅」はそんな下宿先の友人と比べいかに自分が弱いのか、とても卑屈になっています。
そんな「寅」に対して大家は、「なんで俺はキムタクみたいな顔に生まれなかったんだろうな」といったあとに「寅」はそれとこれとで話が違うと返しこの名言に至ります。

比べてもしょうがない

比べる事が当たりまえになっていた、生まれ持ったもの努力して得たものそれがなんであれ、誰かと比べて上か下かを知る事をとても大事に考えていました。
というか自分より優れている人を見ては羨ましいと思い。下だと思える人がいれば安心する、そんな事を当たりまえに行っていました。
このシーンはそんな自分に衝撃を与えるのです、多分その比較する自分に対してとてもモヤモヤしたものが溜まっていたんじゃないかと思います。
このままずっと比較して生きていく事に対する漠然とした不安、ずっと一番になれないと思ってしまっている自分のその将来について。

自分がどうするか

このきっかけから、他者との比較より自分自身がどうするかに目が行くようになっていきます。
もちろん効果的に比較を使う事はあります、それはそれで有効な場面がたくさんあるので、ただ大事なのは自分の中で決めて動くことで、自分は何が大事で何がしたいのか他人にどう思われるかよりもそれを大事にできるように少しづつ変化していくことで今に至ります。
自信を身につける方法とは別の話になりますが、結果原因を自分自身に向ける事がのちのちそこに繋がっていくことになります。

その後の「寅」

その後の「寅」はボーリングの才能を見出し、それとはまた別に尊敬すべき人を見つけて自分の道を歩みはじめていきました。
自分も大家の梅星政司のように、このセリフを胸をはって言える大人になりたい、あり続けたいと思うばかりです。

筆者紹介

現在、都内ベンチャー企業で勤務
40代半ばの現段階で勤めた会社は8社目
ありがたい事に転職をする毎に待遇は上がって来ています。
最終学歴は高卒で、大学を中退したタイミングで小規模な広告制作会社の営業としてキャリアをスタートしました。
基本的には営業属性の仕事が多かったですが様々な業種に関わり、初めて転職した30代前半では苦戦の連続でした。
たまたま4社目の会社の仕事がハマって、そこから仕事の仕方が見えてきました。
これまでいろんな仕事をして来たなぁと思い、その中で記憶に残るものをまとめてみても面白いかなと思い、コレを書いています。

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