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大怪獣ガメラ~冷戦期の夢。
注意!物語を理解する能力の低く
歴史等に詳しくない人間が書いたnoteです。
無断転載使用禁止でお願いします。
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北極に原子爆弾を積んだ国籍不明の戦闘機が落ちる。
時は1965年、冷戦真っ只中
3年前にはキューバ危機があり
核戦争の起こりかけた時期であった。
この戦闘機の墜落もその流れであろう。
衝撃でガメラ復活。
偶然居合わせた動物学の権威日高博士。
![](https://assets.st-note.com/img/1704008852399-h3wpWKSgq3.jpg)
この【大怪獣ガメラ】という作品
3割ぐらい“博士たち”の面白さで成り立っている。
UFOと見間違えられながら
世界を彷徨うガメラ
長い眠りから目覚めればすっかり周囲の様子は代わり
ひとりぼっち。
そんなガメラと人間の少年が遭遇する
少年も親の仕事関係で転校を繰り返し孤独であった。
![](https://assets.st-note.com/img/1704009338822-mb1UBR3ZaI.jpg)
ガメラと俊夫少年は世界に馴染めないもの同士
しかし世界にとってガメラはただの脅威。
軍によるガメラ退治が始まる。
![](https://assets.st-note.com/img/1704009663418-KhuWxmh1eu.jpg)
ここら辺で博士が2人に増える。
![](https://assets.st-note.com/img/1704009802648-oywdjghsJy.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1704454929730-ZU7fbf8wrn.jpg)
「ガメラのやつ手も足も出ねえや笑」→あっさり飛び去る
の流れ。
博士たちは決して無能ではない
ガメラが規格外なのだ。
後半、博士たちはガメラの生態を学習し
あまりハズレの進言をしなくなる。つまらない
ガメラをなんとかしようと
世界中の科学者が集まる。
冷戦でいがみ合っている場合では無い。
集まった科学者たちは『Zプラン』を利用し
ガメラから人類を守ろうとする。
簡単に言うと
【ガメラをロケットに詰めて宇宙に放り出そう作戦】
ガメラをエサとなる石油や石炭などで
ロケットまで誘導する。
![](https://assets.st-note.com/img/1704010775040-cONR6OWJBH.jpg)
大怪獣ガメラはとにかく腹ペコ。
腹ペコゆえに暴れ
腹ペコゆえに宇宙に飛ばされる。
以降の昭和ガメラ作品のようなヒーローみはなく
平成、令和ガメラの持つ神秘性みたいなものも無い。
『腹をへらした寝起きのカメ』
それが【大怪獣ガメラ】で
私はそんなとこが結構好きだ。
作戦は成功し
ガメラは宇宙に打ち上げられる。
冷戦の中、不幸を振りまいてばかりの『科学』だが
使いようによっては人類を救えるし
子どもたちの憧れにもなれる。
俊夫少年は宇宙を夢見る。
そんな物語
それが記念すべきガメラ1作目。次回作であっさりガメラ戻ってくるけど
おわり!
![](https://assets.st-note.com/img/1704012131037-jgVUhQcjUy.jpg)
おまけ
【ガメラ大怪獣空中決戦】と【大怪獣ガメラ】が
公式から期間限定youtube配信された時、Twitterに載せた漫画。
![](https://assets.st-note.com/img/1704012730584-YeRTkgYS94.jpg?width=1200)