仮説と検証<その3>
現在の状況
2021年6月22日火曜日2ヶ月ぶりの定期検査がありました。
検査結果は
赤血球385(435~555 10^4/㎕)L
血色素量12.1(13.7~16.8 g/dl)L
白血球58.7(33~86 10^2/㎕)
血小板13.3(15.8~34.8 10^4/㎕)L
()内標準値
低値横ばいで変化なしでした。
私が仮説を立ててみた、運動による造血能力改善はやはり難しいのでしょうか。
免疫抑制剤をやめて半年近くが経過しました。
ハイリスク薬というだけあって、服薬停止をしてからは薬剤説明書に記載されていた副作用がなくなっていき、見違えるほど体が軽くなってきました。
もう一つ副作用の強い抗菌薬を服用しているので、それが終わればもしかしたら血球改善もあるかもしれません。
ですが、それを待っていても仕方ないので、今はこの身体で出来る事を探っていくのが先決かと思っています。
退院からここまで、自主トレ的に行っているリハビリは主にウォーキングで、腰椎すべり症の痛みが出てからは、負荷のかかる筋力トレーニングができず困っています。
7月2日に整形外科への外来受診を受けてきましたが、レントゲンでは悪化している様子はないし、服薬で回復できるかもしれないということで、入院中もお世話になったロキソニンと、寝る前に服薬するサインバルタが処方されました。
服薬1週目ですが、サインバルタは身体に合わないです。めまいと怠さに付きまとわれて、身体が重たくてしんどいです。
痛みとしびれは減っているのですが、これが服薬の効果なのか、新しく始めたトレーニングの効果なのか分かりません。次の診察が16日にあるので、その時に判断ができるでしょうか。
新しい試み リングフィットアドベンチャー
新たな試みも始めました。家族がダイエット目的でリングフィットアドベンチャーを購入しました。(新しいトレーニングがこれです。)
これ、もしかすると私のような紫外線を極力避けたい病気を抱えた人にも最適かもしれません。
人混みの心配も感染症リスクもほぼないし(家族が感染源となるリスクはある)出かける準備や日焼け対策もしなくて良い。
病気になるまでは、スポーツジムにも通っていたので、ジムのスタジオプログラムの経験もありますが、リングフィットのメニューはとてもよく作られていて、ジムのスタジオプログラムのようにかなりバランスの良いメニュー構成です。
筋力負荷と有酸素運動を組み合わせたコース設定で、しかもテレビゲームらしくシナリオ自体も楽しいので、運動を楽しみながらできるのはとても良いです。
運動習慣がなかった人でも入り込みやすいし、負荷の設定の幅も広いので間口が広い。
他人と一緒にトレーニングをするジムと違うので、周りの目が気になる人にとっては、何より一人で出来るのも良い。
そして何と言っても自宅なのでトレーニング後の汗の処理、お風呂問題をクリアできます。
開始前と終了後にはきちんとストレッチも入ってくるし、終了時のストレッチに至っては、その日のトレーニング内容でストレッチの重点ポイントを調節してくれる気遣いまでしてくれます。
ゲーム途中でも、コースが終わるごとに脈拍を計測できるシステムもあり、無理をしていれば休みませんか?と問いかけもしてくれます。
もともとコントローラーに脈拍を接触計測できるシステムを搭載しているコントローラーの設計には驚かされました。
任天堂はこういうゲームを作ることを初めから想定して、ハードの設計をされていたみたいです。
梅雨時期の今も雨を気にせずにトレーニングできて良いですし、冬場は雪の降る私のような地域に住む人にとっては、年間通してトレーニングできる環境を作れるのも良いです。
今後アップデートファイルの配信やダウンロードコンテンツでメニューの充実やコースの追加もあれば長く使えるゲームになるんじゃないかと思います。
リングフィットを使ったトレーニングで多少血液改善につながればいいと思っていますが、始めてから一週間ですが、体感はだいぶ強くなったし、腰が楽になった気がします。
このまま継続して検証を続けていきたいと思っています。
それから、食事制限が一部解除されました。
納豆とキムチなどパック品の漬物を摂取OKとなりました。
衛生面がクリアできない外食は除くことは継続していますが、 発酵食品が取れるようになれば腸内環境が良くなって体内からの血球改善も見込めるかもしれないという期待もあります。
ここら辺も引き続き検証していきたいと思います。
友人との会話、他の人との比較
先日入院時にかなりお世話になった同級生に、お見舞いのお礼と経過報告を兼ねて会ってきました。
友人の子供は小児がんの治療ののち、2次がんとして白血病を罹患し、かなり大変な時期を過ごした経験がありますが、今は元気に学校に通えるようになったそうです。
非常に病気のことを勉強していて、私の入院時も多くの医療情報と治療中のセルフケアの大切さを教えてくれた恩人です。
私の身体の状態を、おそらく家族以外で一番理解できているとおもいます。
友人曰く、今の私の状態は3歳児と似たようなものだそうです。
外気に当たるだけでも疲れる幼児と一緒とのこと。確かに病院外での生活は刺激が強くて疲れてしまいます。
無菌室で生まれ変わってきたのだから、今の私の身体は無理が効くわけがない。その話はとてもしっくり来ました。
同じ病気の人たちの中でも、プロのアスリートとして復帰した人たちはどれだけの努力をしているのでしょう?
アルビレックスの早川選手、水泳の池江選手。
同じ病気のはずだけど、持って生まれた才能なのか、体力の差なのか。
私の努力が足りないのか、年齢によるものなのか。
私も諦めずにリハビリの努力を続けるけど、やはり完全に元のように身体を使うことは難しいのかもしれないと思ってしまいます。
それでも、ゆっくりでも目標を高く持って頑張っていくというのが、入院時からの変わらぬ私のスタイルなので、めげずに頑張っていきたいと思っています。
以前とは違う生き方にはなりましたが、新しいチャレンジも増えてきています。
何度も書いていますが、病気になって見えてきたこともあります。
ただでは起き上がらないぞという気持ちを持ち続けて、引き続き過ごしていこうと思います。
昨年に比べたら、ものすごく元気になったし、友人からも顔色がすごくよくなったと言われていますし。
また報告を兼ねて書いていこうと思います。