あの第1騎兵師団のことか
Stonewall's Last Battleのシナリオ「Brandy Station」。
プレイを始める前に方針をきちんと考えようと思った。けれど、ゲーム開始時に北軍が自動的にとるイニシアティブでダイスがどうだったかで、その後の展開が全然違ってくる。なので、まずはそこまで進める。
第1騎兵師団は好調で南軍の砲兵の捕獲に成功。南軍としては厳しいオープニング。ユニットの砲兵値をささっとゼロに変更できるNumbersは便利。あと1点とられると負ける南軍は戦線をはって北軍の移動を阻む。
北軍が3回連続でイニシアティブをとってしまい、ZOC to ZOCでスルスルっと戦線を抜ける。最低限の勝利に必要なVPを得点。ダイス運がなかった、という物言いはしたくないが、では南軍によりよいやり方があったのかと言われたら答えに窮する。
攻撃でVPを挽回しようとする南軍。スチュアートは突撃のダイスで6を出し、北軍は次々とラパハノック川の対岸へと後退していく。ZOCを通る退却で北軍に1ポイントだけ損害が出たものの、ゲームの結果は北軍最低限の勝利。
Stonewall's Last Battleのコマの意匠がとても好きで、スキャン画像を使ってプレイできる環境ができたことがうれしい。GCACWシリーズではこのゲームでだけ、マーク・シモニッチがグラフィックを担当している。
デザインがバルコスキとエド・ビーチで、マップがチャーリー・キブラー。いまさらながら、大変にゴージャスなメンバーが作ったゲームなのであった。トレバー・ベンダーは次のC3iにつくクルスクが楽しみ。
ここまで書いて、いまさらの話をひとつ追加。北軍の第1騎兵師団というのは、キルゴア中佐がトランプを配って歩くあの第1騎兵師団のことか。
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