強い地形で守るとあちこちに穴が
『Fifth Corps』の『The Battle for Fulda』シナリオの第2ターン。両軍が1回目のプレイヤーフェイズを終えたところ。
航空優勢はNATO。航空阻止されるし、化学兵器を砲兵でしか使えないしで、ワルシャワ条約機構としては痛い。あと1ユニットをマップ外に出されれば負けな状況だったNATOとしては、状況がちょっとだけ好転。
第1プレイヤーがNATOになったのは、ワルシャワ条約機構にとっていい話。NATOが第2ターンの増援を含めた西ドイツ軍をどこに置くかを見た上で、第2ターンの増援登場ヘクスを決めることができた。
フルダを守る合衆国騎兵2個中隊は虫の息なのだけれど、ソ連軍も前ターンにFPを上げすぎていて、迂闊な戦闘結果を出すと複数ユニットが消えかねない状況。このターンは砲兵の位置を調整しつつ休養して、自軍の航空優勢を待って総攻撃するのが吉。
マップ西端の南半分。来援した西ドイツ擲弾兵旅団が道路の要所をおさえてはいるけれど、アクセスヘクスサイド(黒ダイヤが書かれたヘクスサイド)を通ればこのターン中に複数個のソ連軍が突破できる状況。
マップ東端の北半分はさらに厳しい。平地やBroken(不整地?)で守れば機動戦闘で圧倒されるし、ちょっと強い地形で守るとあちこちに穴があいてしまう。
NATOとしてはユニットをばらまいて、大損害をうけつつもソ連軍の西進をできるだけ妨害するか、抵抗せずにソ連軍を西進させて、化学兵器を使える最終ターンに盤上に残っている敵を攻撃してVPを削るか。
いずれにせよ、ゲームとしてはワルシャワ条約機構の勝ち、のはず。
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