マクレランもそんなことを

『Grant Takes Command 2』のシナリオ『Race for Spotsylvania』。

セットアップを『A Battlefield Atlas of the Civil War』の戦況図と並べると、ウィルダネスの戦いの後に両軍が横移動したしたことがイメージしやすくなる。

北軍はスポットシルバニア・コートハウスに向かう。南軍は、まずはスチュアートの騎兵が、続いてウィルダネスで負傷したロングストリートを引き継いだアンダーソンが、最後にユーウェルが立ちふさがる。

北軍はスチュアートとアンダーソンは後退させたものの、ユーウェルにスポットシルバニア・コートハウスの前をガッチリと塞がれた。北軍は始終腰が引けていて、大規模な攻撃を実施できず。目標ヘクスにほとんど支配できないまま、南軍の決定的勝利でゲーム終了。

GCACWで決定的な攻撃をおこなうタイミングを決めるのは難しい。もうひと手番あれば側面ボーナスを増やせるかも、攻撃する部隊を増やせるかも、そう思っているうちに敵は防御を強化してしまう。アクションで塹壕を掘れる1864年は特にそう。

より強力な攻撃ができる状況を作りたい。戦闘のDRMを改善することで、攻撃側の損害を少しでも減らしたい。マクレランもそんなことを考えていたのではないかと思いつつ、攻撃するときには思い切って攻撃しないと、ゲームは面白くならない。分かってはいるのだけど、なかなかこれが。