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目標に空母がいるか
『日本機動部隊』のコマやボードをスキャンしてNumbersに上げた。ルールもスキャンしてPDFに。
ボードが広くないのでスマホで遊ぶのによいのではと思ったが、艦隊や航空機配置表を含めると、ハーフマップと同じぐらいの空間を使う。スマホでは画面が小さすぎるかもしれない。
『真珠湾』から『空母vs空母』はスキップして、『サンゴ海』のソロプレイ。このゲームの2人用シナリオをソロプレイするのは初めて。
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索敵チットに「連絡なし」「敵艦隊を発見、空母は見ず」「敵機動部隊を発見」を書き加えるとプレイしやすくなる。発見されたのが1隻だけのときには「敵艦を発見」に書き直すとなおよし。
AMIさんのブログによると、VUCAから出た「Task Force」には索敵結果マーカーというのが含まれているそうで、それがこの「索敵チットに書き加え」相当の情報になるのだろう。思いは同じに違いない。
ゲームの展開。
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合衆国軍は「敵艦隊を発見、空母は見ず」の報告を受けるばかりだったけれど、日本軍が索敵したヘクスまでの距離から「空母を見ず」のヘクスに空母がいる可能性が高いと判断して、攻撃隊を投入。そのヘクスには瑞鶴と翔鶴がいて、瑞鶴が中破したものの、航空機の離発着は可能な状態。
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日本軍は3ヘクスが「敵機動部隊を発見」で、そのうち2ヘクスをそれぞれ翔鶴と瑞鶴が攻撃。一方にいたヨークタウンは大破、もう一方にいた給油艦ネオショーは沈没。
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このゲームの給油艦は、敵に空母だと誤認させることだけが目的だと思うので、ネオショーはグッジョブということなのだろう。
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2日目。レキシントンを狙う日本軍は空母のいない艦隊を攻撃して巡洋艦を大破させて、ポート・モレスビー攻略部隊を狙う合衆国軍は軽空母祥鳳を大破させた。戦術的には軽じゃない空母を大破させた日本軍がほんの少し優勢。
しかし、翔鶴と瑞鶴は巡洋艦を攻撃しているうちに、ポート・モレスビーに向けて西進するレキシントンに追いつけない状態になってしまった。レキシントンからの空襲を恐れて、距離をつめなかったのが失敗。
ゲームは1ポイント差で合衆国軍の勝ち。僅差。
索敵で目標に空母がいるかどうかを特定できないのは面白い。
同じ目標に索敵を複数回かければ精度は上がる。けれど、索敵や攻撃のできるターン数はそれほど多くなく、航空機をローテーションにも結構時間がかかるので、索敵の精度を妥協して攻撃を決断するのがなかなかにシビれる。
ソロプレイではあるけれど、敵の配置は結構忘れてしまえるようで、それなりのスリルとサスペンスだった。