日本シリーズならもう後がない
引き続き『'BULGE'』をソロプレイ。使っているのは家にある『The Big Red One』だけど、前回と同じく昔の名前で。
第4ターンまでは、どちらが勝つか何とも言えない展開。スパ、ウーファリーズ、バストーニュの線で連合軍は持ちこたえている。
第5ターンの連合軍移動後戦闘フェイズで、第101空挺師団がAeだったのが決定打。トロワポンとウーファリーズの間にできた穴を抜けて装甲3個師団が突破。合衆国軍の反撃で歩兵2個師団が壊滅して勝敗は分からなくなったものの、最後の最後に第2歩兵師団がAeを出してドイツ軍の勝ちが確定。
教訓はドイツ軍は突破をケチるな、連合軍が絶対に挽回できないVPを得点すべし。連合軍に厳しい展開なのは相変わらずで、なかなか勝てない。
二戦目。今度は合衆国軍が大量に壊滅して14VPで第1ターンにゲーム終了。やっぱり勝てない。
三戦目。ボードの向きを変えてみた。これまでボードを西側か南側から見ていたものを、東側からの視点に。対戦ならドイツ軍プレイヤーが座る位置からの眺め。気分が結構変わる。
滑り出しは「もしかして、今回はイケるのかも」と思った。第1ターン終了時が4VP。第2ターンはドイツ軍のがユニット壊滅して6VP。ドイツ軍が負けそうな低得点で推移。
しかし連合軍の健闘もここまで。第4ターンに中央から南の合衆国軍がほとんど壊滅。南からの増援をふさいだ後は、スパの北西にある×2VPの突破ヘクスから7ユニット、計30戦力が突破して97VPに。VPを削るべく、連合軍はマップ南端をブロックしているドイツ軍を攻撃するものの、 1VPたりとも挽回できない。ナッツ!
四戦目。日本シリーズならもう後がない。にもかかわらず、第1ターンに合衆国軍6ユニットが壊滅して12VP。本来ならここでドイツ軍の勝利なのだけれど、何かが起こるのを期待してゲーム続行。メイクドラマ。
VPは少ないままながら、ドイツ軍は第3ターンにバストーニュを奪取、第5ターンにはマップ南端のブロックを済ませて、イギリス軍に近寄らないよう注意しつつマップ北端からの突破を目指す。
連合軍は航空兵力も使って何とかドイツ軍の突破を食い止めようとするものの、地上兵力の不足はいかんとも。第10ターンにドイツ軍が3個師団を×4のヘクスから突破させてゲームオーバー。
それでもまだプレイしたいと思ってしまう不思議なゲーム。「来週こそルパンを逮捕してやる」みたいな感じか。
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