思いのほか面白かった
『Leningrad』を久しぶりにソロプレイしたら、思いのほか面白かった。
SPI、1979年。1ターンは1週間で1ヘクスが20マイル、両軍ともユニット1個は1個師団。A3のマップにコマが100個で、独ソ国境からレニングラードまで25ヘクス。1941年6月22日から9月13日までの全12ターン。ホビージャパンの1980年8月号に「SPI登場!」と紹介された7作のうちのひとつ。
20年ぐらい前に入院のお供にした。ベッドをまたぐキャスター付きテーブルの上でプレイできて便利だったけど、うっかりコマを落としたらシーツやフトンに紛れてしまいそうでハラハラした。盤面を見たナースさんは「難しそうねぇ」と言っていた。
マップもコマもルールもすべてスキャンして、iPadだけで遊べる2022年。次に入院するときにはコマを紛失する心配もないし、ナースさんに盤面を見られることもなく遊べる。おお、これでは「入院しちゃうフラグ」だ。ありがたいことに今のところ入院の予定はありません。
SPIの「ヒストリカルで、マップがA3で、コマが100個」のゲームを、当時は「ちっちゃくて損した」と思っていた。今にしてみれば、実はおもしろいものばかりだったのかもしれない。『Eban Emael』と『Red Devils』も含めて。
『Across Suez』は持ってなくて、プレイもしたこともない。積極的に入手していくほどの熱意はないけど、すてきなご縁で所有できるならうれしい。
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