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【ゲームレビュー】ソニックフロンティア――SEGAは意外といきものが好き
ゲーム名:ソニックフロンティア
プラットフォーム:PS5、Nintendo Switch、Steamなど
発売日:2022年11月8日
開発元:セガ(ソニックチーム)
https://sonic.sega.jp/SonicFrontiers/
ハイスピードアクションアドベンチャー
【いきもの収録項目数】
全36
動物0 魚25 水7 ハ両4 鳥0 虫0 古生0
ソニックは有名だ。マリオみたいに「誰でも知っている」というレベルではないが、ゲームをする人であればだいたいの人は知っているのではないだろうか。
しかし、残念なことに「ソニックのゲームをプレイしたことがある」という人はあまり多くはない。この記事を書いている研究員は小学生の頃に一応GBAの『ソニックアドバンス』というソニックのゲームをプレイしたことがあるが、クリアするには至っていない。日本ではあまりプレイヤーが多くないかもしれないが、海外で人気のキャラクターらしい。数年前には実写映画化されたことで日本でも話題になった。
日本で「ソニック? あ、見たことある」という人が増えたくらいに出たのが『ソニックフロンティア』だ。フルボイスで、さまざまなプラットフォームでプレイでき、多言語対応。そしてなにより、オープンワールドのスピードアクションアドベンチャーゲームだ。
ハイスピードでゲーム内ギミックをクリアし、至る所を駆け回っていく一方で、静かに釣り糸を垂らして魚を待つミニゲームが用意されている。ストーリーで絶対やらなければならないわけではないが、オープンワールドを駆け回って疲れたところに一息入れるように、好きなタイミングで釣りができる。「静」と「動」が良い感じに埋め込まれているゲームだ。
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釣れる魚は多くはない。しかし、メダカからシーラカンスまで幅広く網羅されている。タイヤやゲーム内アイテムも釣れるため、魚が多くないのも仕方ないかもしれない。しかし、これらの魚には丁寧なことにゲーム内に説明文が組み込まれている。
例えばこのような文章だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1739086067-2pnTX6Zr9iElYJRVcFAvNaB4.jpg)
その名の通り、撞木(しゅもく、トンカチのような物)のような頭の形をしたサメ。頭の形がゆえに、他のサメに比べて動物の電気信号を受信しやすくなっていると言われている。
このようになかなかしっかりと説明文が書かれている。
SEGAはゲームセンターを主に釣りゲームを展開している。過去にはバス釣りゲームを出していたこともある。そのゲームは『ゲットバス』という名前で、アーケードの他にPCゲームやPS3で展開していたそうだ。ちなみにこのゲームは『龍が如く8』のハワイのゲームセンターに筐体が置かれている(龍が如くシリーズのゲームセンターではSEGAのゲーム筐体を遊ぶことができる)。
![](https://assets.st-note.com/img/1739086127-yUDv0r7KwxGOnqmAjuTHJops.jpg)
『ソニックフロンティア』を遊んで、SEGA釣りゲームに興味を持ったら『龍が如く8』で遊んでみよう。……と言いたいところだが、『龍が如く8』を遊ぶなら今までの龍が如くシリーズをやってみてほしい。龍が如くシリーズに興味をまだ持てないということであれば『龍が如く維新!極』を遊んでみてほしい。
このように、世の中のゲームはすべて繋がっているということだ。
B(P)