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【雑記】5/2発売の『フォーエバーブルールミナス』を楽しむためにーーあと一週間をどう過ごすか
はじめに:フォーエバーブルーシリーズとは
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『フォーエバーブルー』とは、株式会社アリカが開発し、Wiiで発売された、海を自由に散策し、魚を見つけ、海のいきものと触れ合うリラックスできるゲームだ。『フォーエバーブルー』は2007年に発売され、続編の『フォーエバーブルー 海の呼び声』は2009年に発売された。
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両作品ともダイバーとなって海を探検するが、その目的は海のいきものを見つけながらその海域を散策することだ。『フォーエバーブルー 海の呼び声』の方は海の中にあるお宝をサルベージすることや、水族館を作ることなどの目的ができた他、前作よりも幅広い、世界各地の海や川を探検することができる。
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2024年5月2日に発売するのが、この『FOREVER BLUE LUMINOUS (フォーエバーブルー ルミナス)』だ。今まで固定マップだった海域が不思議のダンジョン形式になっており、多人数プレイで探検をするという、新要素が追加されている。今まで孤独に海に取り組んでいたが(『海の呼び声』では一緒に泳いでくれるペアはいるけれども)、今度は友達やネット上のだれかと一緒に海を「冒険」することができる。
いきもの
研究所のデータを確認してみると、このようになっている。
『フォーエバーブルー』
全236
動物30 魚149 水39 ハ両2 鳥16 虫0 古生0
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『フォーエバーブルー 海の呼び声』
全347
動物48 魚220 水49 ハ両6 鳥21 虫0 古生3
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このように、けっこう多くのいきものが登場している。これらのいきものは泳いでいる姿を見ることができ、眺めているだけでも癒される(癒され過ぎて寝てしまう研究員もいる)。
そして、そのいきものの説明文は、どこかが監修としてがっつり入っているというわけではないが、しっかりとした文章、当時の最新の情報を盛り込んで書かれている。これまでいきもの研究所で取り上げたいきものの中にも、このフォーエバーブルーシリーズから「知らなかった!」「こうなんだ!」と書いた情報は多い。
新作『FOREVER BLUE LUMINOUS』では500を超えるいきものが出るといわれている。ゲームいきもの研究所では神話に出る生物、実在しない生物は収集していないと考えても、450くらいはいるのではないだろうか。そうだとすると、図鑑、アプリ系を除いて最大の項目数になるのではないかと予想される。
図鑑説明について詳しく触れると、『FOREVER BLUE LUMINOUS』のネコザメの説明はこのようになっているようだ。
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全長約1m。
体は頭部が大きく、尾部にいくほど細くなる。体色は茶色。また、褐色の帯状ラインが約10本ある。ロックランドで年間を通して成魚をみることができる。
眼の上が隆起しており、英名はこれを牛の角に見立てて、ブルヘッドシャークと呼ぶ。また、臼状に巨大化した歯があり、サザエなどの硬い貝でもかみ砕いて食べられる。
大きさ約15㎝の螺旋状で独特な形をした卵を産む。この形には意味があり、岩の割れ目にひっかかりやすく、砂に埋もれるため、流されにくくなっている。
全長約1m。
頭が大きく、眼の上の周りが盛り上がっているのが特徴。この盛り上がった部分は、牛の角やネコの耳のように見えるといわれる。昼は岩の隙間や砂底でじっとしてあまり動かないが、夜になるとエサを探しに動き始める。好物はサザエや甲殻類などで、臼状に巨大化した歯を使って、かみ砕いて食べる。
【謎の物体】ときどき海底に、大きさ約15㎝の螺旋状をした黒い塊が落ちていることがある。これは、ネコザメの卵なのだが、初めて見た人にこれが卵だと教えても信用してもらえないほど個性的な形をしており、一見の価値がある。当然だが、この形で産まれるからには意味があり、螺旋部分が岩の割れ目にひっかかりやすく、砂に埋もれやすいため、水に流されにくくなっている。
ネコザメしか比較できなかったが、ここから説明文はよりスマートに、より分かりやすくなっていることがうかがえる。最新の知見まで含まれるかどうかは遊んでみないとわからない。
気になってきた、過去作をプレイしたい!
「フォーエバーブルーシリーズは面白い!」「いいよ!」と方々で書いてきたが、問題がある。それはWiiがレトロゲームにさしかかっているゲームであり、これを遊ぶ方法があまり多くないということだ。スーパーファミコンほどのレトロゲームであればレトロフリークなどで遊ぶこともできる。幸い、フォーエバーブルーシリーズはそこまで高価なソフトではない。しかし、プレイするにはWiiもしくはWiiUを購入するしかないということが大変だ。また、Wiiの場合、HDMIではなく三食映像端子となると、モニタやテレビが対応していないこともままある。
いろいろ調べれば方法はあるかもしれないが……。
代わりに、似たゲームであれば『ABZU』や『Beyond Blue』がある。それをプレイして落ち着くしかない。海を泳ぎ回りたい!リラックスしたい!というのであれば『ABZU』を、いきものについて知りたい!という気持ちであれば『Beyond Blue』をオススメする。Playstation Plusに加入しているのであれば、『AQUANAUT’S HOLIDAY~隠された記憶~』をプレイできる。
発売日までにできること
それは待つこと、とも言える。問題はどう待つか、だ。
似ているゲームに取り組んでプレイ感を掴むもよし、情報を遮断して最大限楽しむもよし。過去作のプレイ動画を見るもよし。
いきものについて調べるという手もある。先述した『Beyond Blue』はいきものの数こそ多くないが、基本的な海のいきものを知ることはできるだろう。
こういったゲームに触れていると、水族館などで「おさかな、きれい」と漠然としていた自分から、「これはロウニンアジ」「これはルリスズメダイ」など見たことあるいきものを経験から引き出すことができる自分になることができる。
数年前に『あつまれ どうぶつの森』をプレイしたことで、昆虫や魚についての感度の良い子どもたちが増えたように、『FOREVER BLUE LUMINOUS』をプレイすることで、いきものについての感度が良い人がもっと増えますように。
『FOREVER BLUE LUMINOUS』は5月2日発売。
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