【レポート】ルリカケス――青いカラスは海の中を泳ぐ
いきもの名：ルリカケス【瑠璃懸巣】
学名： Garrulus lidthi
【登場するゲーム】
スズメ目カラス科のルリカケス。きれいな青いとオレンジの鳥だ。まるで空のようだ。日本の特定の地域にのみ見られる固有種であり、日常生活でお目にかかれる鳥ではない。が、見られる地域に行けば、見かけることはできるという鳥らしい。
ゲーム世界で、意外なことにこの鳥が飛び回っているゲームがある。『アビスリウム』というゲームで、鳥が手に入るときがある。そのときに見ることができる。どうしてアビスリウムがルリカケスを採用したかわからないが、海の中を飛ぶ（？）鳥はなんとも美しい。
分布：南西諸島、大きさ：全長36～40㎝、留鳥
鹿児島県の奄美大島、加計呂麻島、請島だけに生息する色あざやかな鳥。平地から山地にかけて広く生息し、人家周辺にもいるので、めったに見ることができない鳥ではない。ハトよりもやや大きいぐらいのサイズ。全身が群青色または紫色と濃い栗色の二色で、顔面が黒く、くちばしは白っぽい黄色。翼と尾の一部は白い。若鳥は全体に茶色がかっている。
雑食性で、地上や樹上で昆虫や木の実を食べる。とくにシイやカシのドングリは大好物。餌が少なくなる冬にそなえて、ドングリを貸して蓄える習性がある。ほかにもトカゲや鳥のヒナを襲って食べることもある。
国の天然記念物に指定されているほか、鹿児島県の県鳥に選ばれている。
青い鳥というのはいろいろな種類がいる。しかし、青いカラスと言うのはなかなか見ない。魔法使いが使い魔にするいきものにカラスがいるが、ルリカケスを使い魔にしている魔法使いをちょっと見てみたい。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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