【レポート】ムカシトンボーーまるで主人公のような要素の多さ
いきもの名:ムカシトンボ
学名:Epiophlebia superstes
登場するゲーム
「生きた化石」といわれる生き物は意外にいる。その中の一つがこのムカシトンボだ。中生代にいた古代トンボと同じ形をしていると言われているのが由来で、日本にしかいないと記されていることが多い。しかし、一応近縁種がいて、ヒマラヤと中国に一種類ずついる。
現在ムカシトンボを発見したゲームは3つであり、そのうち2つがゲームボーイのゲームであるため、説明文は短めである。『昆虫博士』は「にほんに しか いない とんぼで いきた かせきとも いわれている」とざっくりした説明であるが、『Get'虫倶楽部 みんなの昆虫大図鑑』は大きさと「オスはくろく、メスはくろいろときいろのもようのからだ。にほんにしかいない。」という姿についての詳細を説明している。
説明文の詳しさで言うと、図鑑という言葉が入っている『クイズ&タッチけんさく 虫図鑑DS ~虫を探そう・調べよう~』だ。掲載されている生き物の画像は実際のムカシトンボの写真であり、その名の通りDSが図鑑として機能するように整えられている。また、ヤゴ(幼虫)の姿も載っており、その生態についても学ぶことが出来る。
E
「現在ムカシトンボを発見したゲームは3つであり」と研究員が書いていた頃が懐かしくなるくらい登場している。シリーズでよく出ているという印象だ。ぼくなつシリーズと昆虫博士のシリーズ。その二つで登場しているが、そのどちらでも稀少な(ゲーム的にはレアな出現率の)トンボとなっている。
海外のゲームではまだ見かけられていないが、そもそも海外の虫ゲームをまだできていないという現状がある。チョウはまだ海外ゲームで見かけるが、トンボはどうだろう。
今しばらくは日本のゲームで発見されるかもしれない。
C
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。