【レポート】ハナカマキリ――ランの花に似たきれいなカマキリ
いきもの名:ハナカマキリ
学名:Hymenopus coronatus
【登場するゲーム】
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SIMPLE DSシリーズ Vol.3 THE 虫とり王国~新種発見!ノコギリカブト!?~
カマキリ目ハナカマキリ科のハナカマキリ。カマキリの中ではとてもきれいでかわいらしい印象を受ける人が多いかもしれません。ピンクと白の体はランの花を連想させるそうです。そのため、「ランカマキリ」と言うこともあるそうです。
ゲーム世界でも、このカマキリは人気です。しかし、『あつまれ どうぶつの森』では捕まえて博物館に持っていくと「ああ、オソロシヤ」と言われてしまいます。かわいらしいのですが……虫が苦手な人にとっては擬態というのは悪夢かもしれませんね。
オス50~65㎜、メス70~90㎜、1年中、熱帯雨林、マレー半島、スマトラ、ジャワ。
白色、淡い黄色、桃色などの個体変異があり「ランカマキリ」ともいう。
若齢幼虫は赤と黒で有毒のサシガメに擬態する。花にそっくりなのは中齢幼虫。全身白色で、中・後ろあしが花弁状に平たく特化している。海外では、ランの花に似ているため「オーキッド・マンティス」と呼ばれている。
ただし、ランの花には集まらない。マレー半島で本種が見られる植物として一般的なのはキク科のヒマワリヒヨドリやパパイヤの雄花。吸蜜に来たチョウを捕食する。
ハナカマキリの擬態は化学擬態と言われます。化学擬態とはフェロモンなどの化学物質やにおい成分を出すことによって、他の生物に擬態したり、天敵から身を守ったりすることを言います。ハナカマキリの幼虫はフェロモンを出すことで、ハチを誘き寄せるそうです。ハナカマキリがなにかをしなくても、エサが寄って来てくれるというのはなんとも便利ですね。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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