【ゲームレビュー】Alba: A Wildlife Adventureーー子どもといっしょにバードウォッチングに行こう
ゲーム名:Alba: A Wildlife Adventure
プラットフォーム:Switch、Steamなど
発売日:2021年7月21日、2020年12月11日
開発元:ustwo games(イギリス)
Alba Wildlife Adventure ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
Steam:Alba: A Wildlife Adventure (steampowered.com)
バードウォッチング環境保護活動ゲーム
【いきもの収録項目数】
全62
動物10 魚0 水0 ハ両1 鳥51 虫0 古生0
子どもにプレイしてみてほしいゲームとはこういうものなのだろうか。
主人公の女の子、アルバがおばあちゃんの家に遊びに行く。のどかな島だった場所がリゾート開発予定地になってしまい、そこに暮らす野生動物が追いやられてしまった! そこで、アルバは環境保護活動を通じて、野生動物を守るためにどうすればいいか考える、というストーリーだ。
ゲームはスマフォのカメラでいきものを撮影することで、ノートに記録されるというバードウォッチングに近いゲームになっている。攻略情報などがあまりいらないくらいだが、簡単すぎて退屈になることはない。
アルバを通じて、野生動物の住む場所と環境について思いをはせてみるのはいかがだろうか。
さて、いきものについてだが、鳥(おそらくヨーロッパではよく見られるような?)を多く見ることができる。その一部については日本でもみられるものがいる。
街のあちこちを探索して、いきものを見つけていくのは楽しい。
田舎に行っていきものを調査する子どもというと『ぼくのなつやすみ』を思い浮かべるが、ちょっとそれよりもメッセージ性が強く、ボリュームとしてもやや軽めである。
また、図鑑機能のあるアルバのノートだが、鳴き声を聞くことができるが、いきものの詳しい情報は載っていない。そのため、気になったいきものは自分で調べないといけないが、海外のゲームで海外のいきものであるため、調べても出ないものもあるかもしれない。それを調べるのは、大人の手助けが必要かもしれない。
子どもがいると、「こういうゲームはさせていいのだろうか」「こういうゲームは子どもにとって、良いなにかを提供してくれるだろうか」とつい考えてしまう。この『Alba: A Wildlife Adventure』は、はっきりと「大丈夫です!」と言える。そんなゲームだ。気になったらアルバの小さな島へ、冒険に行かせてみてはどうだろう。
D
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?