【レポート】カツオノエボシ――見つけても釣ってもいい、ただし撮るな

いきもの名:カツオノエボシ
学名:Physalia physalis

【登場するゲーム】

AQUANAUT’S HOLIDAY~隠された記憶~
ウムランギジェネレーション
海底ハント
クイズどうぶつ図鑑デラックスDX
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館
釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館
つりライフ+

 クダクラゲ目カツオノエボシ科のカツオノエボシ。「鰹の烏帽子」と呼ばれているが、カツオが実際にこのクラゲを被っているわけではない。カツオの現れる時期に見かけることが多いため、この名前がついたらしい。ビニール袋が落ちているような景色で海岸に打ち上がっている様子が見られるが、毒性が強いため絶対に触ってはいけない。
 ゲーム世界でこのクラゲを見つけても釣ってもいい。プレイヤーは安全だ。しかし、写真で撮ってはいけない。『ウムランギジェネレーション』では荒廃していく世界を自由に写真に撮ることができるが、ただひとつ注意しなければならない。それは「カツオノエボシの写真を撮ってはいけない」だ。理由は……ストーリーが進めば分かる。

青い水ギョウザのような独特な姿が特徴のクラゲだ。
クラゲの中でも毒性が強く、刺されると電気ショックのような感覚になることから電気クラゲとも呼ばれる。
【毒の強さはしびれるほど強く!】触手に毒がある。刺されると電気ショックのような刺激があることから電気クラゲと呼ばれている。実は1匹の生き物ではなく、多くの個虫が集まった集合愛として生活している。

クラゲ類、生息地:熱帯の海、大きさ:全長3m、とくちょう:たくさんある触手には、それぞれ役割がある
【カツオノエボシの行先は風まかせ】
カツオと同じ域に太平洋の海岸にやってくることから名前がつけられたカツオノエボシ。
かれらは、ヒドロ虫という生き物が集まって、それぞれが触手になったり体になったりして、ひとつの生き物の形をつくっています。
まるで合体ロボみたいでかっこいいのですが、何をかくそう泳げません。かれらは水面に出ているうき袋で風を受けて流されることしかできないのです。
青くとうめいな体をしているため、遠目から見ると、すてられたビニールゴミのよう。せっかく合体できるのに、なぜ「泳ぎ担当」をつくらなかったのでしょうか。

『釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館』



※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

E

いいなと思ったら応援しよう!