3人で突き進んだゲームエイト人事のこれまでの記録とこれからの話
こんにちは!ゲームエイトで管理部長を担当している舘林と申します。この記事は、ゲームエイトという約150名のミドルベンチャー人事チームのこれまでの取り組みを記録し、これからのゲームエイトに対し「同じ船に乗ってもいいかな」と思ってくださる方を絶賛募集する、いわゆる採用広報的な側面を兼ねる記事であります。ぜひご覧ください。
1、G8人事チームのご紹介
突然驚かせてしまうかもしれませんが、まず当社には人事専任スタッフは、いません!!
厳密には3人がそれぞれ兼務を持ちながら人事機能を回している状態です。
一人目
取締役COO 沢村
複数事業の統括と人事を兼務。せっかちで、圧が強い第一印象。だけど実はめっちゃ情に熱く、とことん人の成長を追求する、我々の頼れるCOO。
二人目
管理部部長 舘林
人事のほか、コーポレート部門全てを兼務。筆者です。私のことはお会いした時紹介させてください!
三人目
管理部スタッフ 今坂
人事のほか、経営企画、採用、新規事業などを兼務。先の二人が苦手な資料の作り込みや、採用のロジ等を一手に担う。絶賛急成長中の若手。
3人の役割分担としては、沢村が大きな絵を書き、それを元に舘林と今坂がとにかく実行しまくる!という体制です。
今年度より以前の組織戦略や人事的な取り組みについてはこちらの記事に詳しくインタビューをしていただいているので、合わせてご覧ください!
今年度人事施策の主な成果としては
・人材マネジメントポリシーの策定、運用
・バリューの策定、浸透
・マネジメント研修の企画、実行
をこの3人で実行してきました。今回の記事では触れませんが、これに加え採用もこのチームで原則行っています。それぞれの進捗と課題について次の章以降にご紹介させていただきます。
2、人材マネジメントポリシーの話
当社の特殊な文化の一つとして、スタッフの大半はアルバイトライターとしてキャリアをスタートした点にあります。いわゆるゲームガチ勢という人たちです。ゲームを愛しすぎてしまったが故、それぞれどこかのタイミングで、社会に出る前に回り道をしてしまったスタッフも多く在籍しています。そんなスタッフで構成されたチームが会社を右肩上がりで成長させ、国内屈指のゲームメディアを作り上げてきました。会社としては適切な人材マネジメントポリシーを元に、成長機会や報酬といった形でスタッフに成果を還元せねばなりません。まず我々は当社の人材マネジメントポリシーを以下のように定義しました。
この図の中で最も重要になるのは右下の「経験学習サイクル」を会社全体でブンブン回すことであります。そこで我々は大きく2つの施策を導入します。
以上の考え方を元に、組織体制のあり方やアサインの見直し、1on1実施の徹底などの施策を実行していきました。
↓(1on1実施状況をチームごとにモニタリングし、徹底してもらいました)
結果として、全部署の2週間以内の1on1実施率はほぼ100%をキープ、成長していただいた結果として、2020年度中には12名の元アルバイトライターを正社員としてお迎えすることができました。
もちろんこの結果は、人事施策以上にご本人の努力の賜物であることが大きく、人事施策の効用は些細なものかもしれません。が、いずれにしても、ゲームを通じて当社と接点を持ったスタッフが、順調にステップを上り、活躍する姿を見ることは我々人事チームにとってかけがえのないやり甲斐となっています。また現状に満足してはおらず、他のITベンチャーとは違う母集団から、継続的に優秀な人材を輩出し続ける仕組みを作り、回していくことが当社の重要な使命の一つと考えています。
3、バリュー浸透の話
当社はライターのみで構成されていた創業期に比べ、現在は急速にスタッフのバックグラウンドが多様化しています。多様性は組織を強くする上で重要ですが、同時に最低限共有すべき価値観を共有しておくことも必要で、バリューとして言語化すべきと考えました。
バリュー策定に関する経緯や、それぞれの言葉に込めた思いはこちらの記事をご覧ください。
バリューの策定までは大変スムーズにいき、我々らしい、満足のいくバリューが作れたな、と考えておりました。
が、、、、、、
多くの諸先輩方はお分かりのことと思います。
「策定」はプロローグだった、、作ってからの浸透施策が本番だった!
とにかく思いつく限りさまざまなことをやってきました。(解釈に関するディスカッション、スタッフのインタビュー、バリュー語る社内生放送etc)
ですが、正直に申し上げて、「バリューが十分に浸透した」とはまだまだ言えない状況であります。
バリューの浸透にはいくつかのステップがあると考えており、
①バリューを策定する
②バリューの存在を認知してもらう
③バリューに共感してもらう←イマココ
④バリューに基づいて行動してもらう
今③が達成できているか、ちょっと足らないかくらいのステップにいます。
今後はより強くバリューに共感してもらい、行動に生かしてもらうための仕掛け作りが必要です。
4、マネジメント研修の話
当社は若い組織です。マネージャー陣も大半が20代という若さです。
個々にキラリと光るスキルや才能を持っているスタッフばかりですが、総合的には、まだまだ私を含め勉強しなければならない事ばかりです。
ですが、事業はのんびりと待ってくれません。ありがたい事にどんどん成長を続けていきます、、!
すると途端に経営陣が現場の隅々まで目を配る事ができなくなり、マネージャーの重要性が日増しに高まってきました。
そこで
が「月1回、マネジメントへの研修を実施する!」と発案しました。
そしてやり切りました。研修の実施は”言うは易し、行うは難し”でありまして、内製で更に専任者不在で実施することは、とても大変でした。それでもやってよかったと思える理由として、自社のマネジメントが直接研修を実施することによって戦略や組織課題の解像度を格段に上げてマネージャーに伝えることができることがあります。
↓(直近の今期最後の研修で使ったスライド)
ただし、時間は有限ですので、今後も沢村がずっと研修講師をやり続ける訳にも行かず、沢村以外の人間も起点になることで、多方面から人を育てていくシステム作りが必要と考えています。
5、これからの話(続きを一緒にやってくださる方を募集します!)
上記にご紹介した人事施策は全て道半ばで、内容をバージョンアップし続けなければいけない、所謂終わりのないミッションだと思っています。
そして現在進行形で事業成長は続き、組織は拡大を続けています。
何がいいたいか、、と申しますと、
全員兼務の人事チームの3人はもうキツいので、一緒に人事施策をリードしてくださる方を募集しています!!
ゲームエイトの成長は、採用と育成にかかっています。有難いことに、大きな可能性を持ったプロダクトや、楽しんでくださるユーザー様がすでに存在しています。このチャンスを掴む担い手となるスタッフを如何に獲得し、育成するか、が極めて重要だと思います。
このミッションに共感し、当社の人事をリードして下さる方を絶賛募集しています。ぜひお話させてください!長文となりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました!
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