
きっちり怖い良質ホラー「あのコはだぁれ?」
あのコはだぁれ? 鑑賞。ちゃんと怖いホラーでした。毎年きちんと怖がらせてくれる清水崇監督は偉いと思うw
— 昼行灯 (@gamconp) July 26, 2024
そしてやっぱりあのお母さんが一番怖いよ…。
昨年GENERATIONS主演映画としてスマッシュヒットした「ミンナのウタ」の続編というかスピンオフ作というか、前作でのメイン怪異である「サナ」をガッツリ取り上げたホラー映画です。
ミンナのウタでウケた要素はきっちり踏襲しつつ、呪怨くらいからコンスタントにホラー映画を作り続けている清水崇監督らしく、ホラー演出の引き出しの多さを感じさせる様々な怖がらせ方が秀逸でした。
特にサナの父母が、壊れたテープのように同じやり取りを繰り返すさまは、前作の繰り返しで絶対来るぞと思っていてもやはり怖い。というかサナちゃんの母親役の山川 真里果さん、過剰なメイクしなくても作中一番怖いの、本当に凄いです。
ストーリーはこれまた清水崇監督作品らしく、ホラー+謎解き要素で最後までダレることなく、オチの嫌な感じもいかにも、って感じで、夏に鑑賞する作品としてとても良くできていたと思いました。
そういえば、作品内の謎はほぼ明らかになっていましたが、主人公の婚約者が「会わせたい人がいる」って言ってたけど、それは誰だったのか不明のままでした。気になる……。