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リアラエースは「主観色」をゆるしてくれるかも?![Fujifilm/フィルムシミュレーション]
カラーグレーディングって、光の質にも左右される
ってことにも気付いてしまったかも。
こんばんは、yukiです。
Fujifilmのリアラエースって、
色によるイメージの作り込みに適した
フィルムシミュレーションでもある気がする。
いや、フィルムシミュレーションの意義は?
コンセプトの中核を担うものでしょ?
といわれると、
こんな罰当たりなこと言ってすみません!
としかいいようがないのですが、
個性あるフィルムシミュレーションだと、
その域からでない色合いになってしまうけれど
(クラシックネガはクラシックネガ、みたいな…
いや、当たり前なんですが…)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159501077/picture_pc_a91ca88794c6f0b3b86d3c60cee85e83.png?width=1200)
渋さがある超個性派
リアラエースはコンセプトを持ちつつも、撮り手の主観を許容してくれる、
じつに、
おおらかであるというか中庸であるというか、
そんなフィルムシミュレーションだと思います。
ほんの少し前までは、
綺麗な花の色や草木、夕陽や水面、
それらが美しいと感じて
撮りたいと思った動機そのものなのに、
自分色に変えていいものになるのだろうかとも
悩んだんですけどね、
それに関してはまぁ、答えはでていて
頭ではわかっているんです。
「現実は曖昧である」と
↓答えの記事
頭でわかっていても、
忠実色からなかなか抜け出せない私…
なんで色にチャレンジしているかというと、
ふと昔のことを思い出して。
ほんとにふと、昔、仕事で先輩から
「今の現状はわかった。であなたはどう思ってるの?」
と聞かれたことがあって、ハッとしたことがあったんです
(写真とは全く1㎜も関係ない職種でしたが)
あ、写真もたぶんこういうことかなぁと…
現実が美しいのは皆経験上から知っていて、
で、アナタはどう感じたの?
が写真に求められているものかもしれないなーと。
色に限らず、光の質なんかもそう!
自分色といっても、
私はまだ何をどう表現したいのか手探り中だし、
どこかでまだ忠実な色が美しいとも思ってもいます。
そこで、
忠実色と言われるリアラエースをベースに、
Lightroomでの現像で
自分の記憶色をたどるような、
少し偏りをもたせるように
カラーグレーディングで遊んでいるうちに、
あら?意外といける??
では、他のフィルムシミュレーションと比較しながらみてみましょーーっ
※1枚目は、リアラエースがベースで光の調整だけしたもの
※次の3枚連続の画は、
左がリアラエース、真ん中がアスティア、右がクラシックネガ
同じ設定でフィルムシミュレーションだけ変更したもの
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159432099/picture_pc_a0b938820b5f39aad862e7fb7c25e4c3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159431687/picture_pc_3df575cdd8bed98ca40785646ef9526e.png?width=1200)
素直に変わったなと思うのは左のリアラエースベース。
真ん中のアスティアと右のクラシックネガは、
フィルムシミュレーションの枠を越えられなかった印象
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159433094/picture_pc_70a03f9fb75448d353feeca5459822a0.png?width=1200)
これでも充分綺麗なのだけど、
ほんのり柔らかなセピア感を出したかった
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159434373/picture_pc_557d1a67bddcc3436bf6a0e89df5835b.png?width=1200)
左のリアラエースと真ん中のアスティアは
さほど違いがないようにみえるけど、
リアラエースの方がハイライトがより明るく
立体感がある
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159436182/picture_pc_3ad93396c2a2cc5f014b2e34643ee3cc.png?width=1200)
見た目はもう少し赤い夕焼けだった気がするんだよね
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159431694/picture_pc_b55c1a1a5b6b3cf521edb4c962239a85.png?width=1200)
クラシックネガは光の硬さがあり、
雲の立体感がでてる。
ハイライトが硬いリアラエースは透明感がある
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159439157/picture_pc_82925d4623f4c237fb9b9429fdb24a64.png?width=1200)
私は闇夜は赤みの暗さが好き
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159440341/picture_pc_5f1d3fcffb013907d1d90adf1f976023.png?width=1200)
もともとクラシックネガはハイライトが
マゼンタよりなので
色合いは一見どれも同じようにみえる。
渋いのは右のクラシックネガ。
左のリアラエースはハイライト、真ん中のアスティアは中間からハイライト、
右のクラシックネガはシャドウの光が硬いように見える
リアラエースが自分色を許容してくれる、
と感じるところはまとめると2つあって
ひとつは、
もう少しハイライトに青みがほしいなとか、
シャドウに赤みがほしいなと思った時に、
素直にその色を入れていけば表現できるところ。
そのほかのフィルムシミュレーションは、
意図した色合いが強くでるので、
なかなか自分色にもっていくのが難しいように思います。
独特な色合いがでるフィルムシミュレーションは
その独特さに寄り添って、活かした方がよさそう。
私は夜景はクラシックネガが好きです
ふたつめは、
ハイライトが硬いからか、
ハイライトに色がべたっとのらないし、
シャドウが柔らかいからか、
暗いところに色がちゃんとのるところ。
もともと忠実色から抜け出せなかった私が、
リアラエースのおかげで、
ずいぶん色で遊べるようになった理由でもあり、
カラーグレーディングは光の質にも左右されると
いうことがわかりました。
他のフィルムシミュレーションや他メーカーの画も
どんな光の質でどんな色合いを出すのか、
特性を活かして使いこなせれば、
また違う発見もありそうですね。
私の持っているcanonでも検証していきたいです。
そして、
実は。今、わたくし…おかげさまで、
カラーミキサーもいじれるようになりました
どうしても曇りの日とかのっぺりして
特に色乗りがよくないときに。
その話はまた今度!
公開しました♪↓
ではではまたいずれ、午後9時に~!
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